体術– category –
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四教の握り方について
四教の握り方は難しいですよね。 この技を難しくしている点として、痛みを与える場所が間接部分では無いことも大きいですし、痛みをあまり感じない人もいますから、痛みを求めた握り方を稽古してしまうと、かえって良くない結果に結びつく気がします。 【... -
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固い稽古の重要性
合気道にはいくつかの稽古方式が存在します。 初心者の方は、まずこの稽古形態の必要性を理解して欲しいです。 私は、大きく分けて4つ存在すると思っているのですが、細かく考えるともっと存在するでしょう。 とりあえず、4つの稽古方式をさっとまとめると... -
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理合を考える際には重要な順に!
久しぶりの投稿となります。 更新ができていないことについて、コロナウイルスが猛威を振るっているため、なかなか・・・と、社会情勢の責任にしたいところですが、原因は自分が忙しいだけです。 申し訳ありません。 ブログの更新は減っておりますが、道場... -
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地味な受け身の重要性(ありきたりな題名)
実際のことろ「暴漢に襲われましたが合気道で身を守る事ができました・・」というお話、逆に「合気道で身を守れませんでした・・・」という話、どちらの話も人から直接聞いたことはありません。 もう20年も合気道の道場にいますが、僕の知り合いには暴漢... -
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僅かな変化がかなり大事
型の中には、何気なく見える動作が結構ありますね。 例えば、片手取り一教の際の、取られた側の手・指の動きなどがそれにあたります。手のひらの向きはどうなっているでしょうか??指の方向はどうですか?? youtube・書籍など色々な資料を見ると、統一的... -
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転身について!
初稽古のはじめに、樋口師範が強調された『転換・転身』の重要性について、自分の思うところを書いておきます。 合気道の稽古は、①体の転換にはじまり、②立ち技の呼吸法、③1教と続き、その後、④いくつかの技を選択的に行い、最後は⑤座り技の呼吸法を行い... -
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半身から六方への変化
当会には半身という姿勢、六方という姿勢がありますね。 ※合気道界全体の統一的な名称を使用しているわけではないので、読む人によっては違う姿勢をイメージしてしまうかもしれませんが、そのあたりは申し訳ありません。 六方は統一体のベースになる姿勢で... -
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体の転換の変化
体の転換について、斉藤師範の本を読ませていただくと、昔は片手で行ったが晩年は両手で行うようになった、との記載があります。 それらを見比べて、個人的に思っていることを書いてみようと思います。 両手の体転換は、剣の操法の体使いに見え、片手の体... -
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合気道って相手に掴まれないと技ができないのですか?
最近、高校生の男の子が合気道の稽古に参加されました。 稽古後に色々と話をしていたら、次のような質問を受けました。 「合気道は相手に掴まれないと技ができないのですか?」 というものです。 剣術や杖術を稽古しているのですから、相手に攻撃する技法... -
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まずは膝行・受け身から
合気道を始めたら、まずは膝行と受け身をきちんと稽古しましょう。 とは言っても、既に基本的な事は身に着けており、技の稽古をしたい参加者もいますから、稽古の時間内は技の稽古に充てるのが通常です。 技の稽古は複数の人が参加している時にしかできま... -
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重心と立ち方の問題
最近、立ち方について、色々と質問を受ける事が多いです。 その中で「重心の置き所」というのは一定では無いのが通常でして、本来は指導が難しい部分だと思いますが、一応色々と考えてみました。 単純な話「前なのか、後ろなのか・・・」という点からの質... -
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初稽古でした!!
新年最初の稽古では、体の転換、立ち技の呼吸法、1教、座り技の呼吸法をやりました。 少し工夫をしてムスビを意識しながらの稽古にしました。 合気道の場合、どの技にも根底にムスビが生じていると思います。 このムスビは、意識を筋力に向けてしまうとわ... -
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体幹 と 体軸 を同じ意味で使っていたかも
最近、 体幹 という言葉に違和感を覚えて、もしかして僕の思っている意味と違うのかもしれないと思うようになりました。特に、スポーツをされている方が使われる 体幹 という言葉を聞いたときに違和感を感じていたのです。その動きでは体幹は強化されない... -
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半クラッチのように触れる??
最近は、AT車しか運転したことの無い人も多いでしょう。MT車など僕も全然運転していませんが、免許は一応MT車で取得しております。MT車を運転するには、ギアチェンジの際に「半クラッチ」という行為が必要なのですが、これがなかなか面倒です。エ... -
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兵庫県から飛び込み稽古に参加されました
最近、兵庫県から道場を訪ねてくれた人がいました。ご自身も合気道を稽古されていて、既に有段者の方でした。合気道の稽古のためだけに彦根まで来るのは大変だったと思いますが、たまに外部の方が参加されると、色々なお話も聞けて楽しい時間を過ごせます... -
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2教のコツとは?
最近、2教に悩んでいる方も多いようですね。まずは、2教をかけるための型をマスターする必要がありますが、それができたら、2教を効かせるための工夫をする必要があります。2教の基本は「相手の小指を鼻の方へ返すと効く」と斉藤先生の教えにあったよ... -
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戦前の技を教えて頂く
彦根の合同稽古がありました。教えて頂いたのは戦前の合気道です。六方と巴の捌きを、外・内で使った技を稽古しました。戦前の技は難しいですね・・・・。動きが鋭利になるので、相手とぶつからないことが難しいです。当たってしまうと、かなりグラついて... -
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呼吸法の重要性とは?
呼吸力養成法の話では無く、呼吸法の話です。 もっと具体的に言えば「腹式呼吸」です。 僕が教えてもらった腹式呼吸の流れは次のようなものです。 息を大きく吸って腹に入れてください。 腹に入れた空気をさらに下腹部に押し込んでください。 丹田部分に空... -
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肩の脱力と小手の張り
火曜日の彦根駅前道場の稽古に、飛び込みで外国人の方が参加されました。 アメリカで合気道の稽古をされているようですが、日本に来たので、ついでに合気道の稽古にも参加したかったのだと思います。 火曜日だと、なかなか稽古できる場所も無いかもしれま... -
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受け止め・受け流し・躱す
武道では、攻撃に対処する方法を学びます。合気道の場合は、次の3つの対処方法を中心に習います。「受け止め・受け流し・躱す」です。これは言い換えると六方・半身・一重身のイメージとなります。六方・半身・一重身はいずれも立ち方の呼び名で、各対処... -
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型稽古の中で動作の質を養う
型稽古では動作が決まっています。動作が決まっているため、強化するのは、動作そのもののシャープさや、剛性、柔軟性などです。最小の動き、最大の動き、繊細な動き、豪胆な動き、など同じ動作の中で、異なった動作の質を追求する事ができます。合気道の...