理合を考える際には重要な順に!

久しぶりの投稿となります。

更新ができていないことについて、コロナウイルスが猛威を振るっているため、なかなか・・・と、社会情勢の責任にしたいところですが、原因は自分が忙しいだけです。

申し訳ありません。

ブログの更新は減っておりますが、道場の活動については頑張っております。

できるだけ、不特定多数の方が使用される施設は利用せずに、アルコール消毒、空気清浄機を2台使用、エアコンを使用して熱中症に気を付けながらマスクの着用を義務付けております。

おかげさまで、今のことろ問題なく活動ができております。

コロナウイルスへの感染も確かに怖いのですが、何もできずに時間を消費し、生きがいを失ったり、ストレスに潰されてしまう事も恐ろしいので、できるだけ安全配慮しつつ、粘り強く活動をしていきたいと思います。

目次

理合について

合気道では理合という言葉を利用しますが、要するに「仕組」とか「原理」「考え方」などを指すものです。

もちろん、理合を活用する事が重要なのですが、時として、複数の理合が重複してしまうような事もあるのです。

そのような場合に、何を優先して考えたら良いのかという点を少しまとめておきます。

残念ながら、全ての場合を知っているわけではありませんので参考程度のお話となります。

位置関係の理合を優先に

まず優先すべきなのは「位置関係」に関する理合です。

位置関係が悪ければ、どれだけ個別の技が良くても意味がありません。

問題になる事が多いのは一教裏などのケースです。

当会の合気道では、基本的に複数方向に敵がいる想定で稽古を行います。

まずは、前後に2人いると考えて稽古を行うのですが、技が終わった時に、倒した相手、自分、もう一人の相手、がどのような位置関係にあるかを考えておくことが大切です。

最終的に相手を倒すことができたとしても、もう一人の相手に背中を向けた状態で技が決まるようであれば、技の終了と同時にその者に倒されることとなってしまいます。

そのため、必ず相手を倒すことのできる理合を見つけたとしても、それによって位置関係がコントロールできないようなものであれば利用は見合わせることとなります。

一対一の稽古形態で、常に相手に対する技の効果を考えてしまうと、位置関係の理合は無視されかねません。(例えば、360度転換しているとか・・・)

まずは、前後2人の想定でよいので、位置関係の理合を破らないようにして技の研究をしてみてください。

では、今後も頑張っていきましょう!!

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