時代の要請なのか、2025年、護身術の問い合わせが非常に多くなっております。
多分、今後もますます護身術の必要性は増していくでしょう。
社会的に見て、誰もが、護身術の習得を必要とする時代になったと考えるようになりましたので、当道場でも合気道の護身術に対する考え方をまとめてさせて頂きます。
護身術とは何か?

古武道的な考え方では、心身の調子を整える事 も含めて、あらゆる危機から身を守る事を護身術と考えます。老化や怪我 、他人と揉める事など、全て身に迫る危機と考える事ができます。
しかし、現代では、もう少し範囲を限定して護身術が必要となります。
例えば、車を避けるための飛びのくような受け身や、手解きなどの脱出技法については十分護身術になりそうです。
しかし、心の状態を整えたり、健康方法として合気道を稽古するというのは、もちろん重要な意味を持つでしょうが、ここでは護身の中には含めずに、お話しさせていただきます。
主に、身体的な危険に遭遇した時の打開策を護身術としてお話させて頂きます。
当道場の護身術の捉え方

護身術というのは、ある程度時代に合っている必要があります。そして、危機を回避できる性能があれば良く、特に洗練されている必要はありません。
つまり、警察や自衛隊が行うような効率的な対人技術を参考に、護身術セミナーなどで指導されている内容を習得し、護身用の道具等を準備しておけば良いのです。それが一番、時代に合った護身術と言えるでしょう。
ただし、何もしていない人が護身術セミナーに参加し、護身用の道具の使い方を学んでも、ほとんどの場合上手くいかないと思います。
例えば、さすまたを使う場合ですが、この道具は、なかなか使いづらいと思います。ほとんど上手くいかないのではないでしょうか。使い方は理解できると思います。しかし、操作ができないのが普通でしょう。
ただ、皆が槍や棒術の訓練をしている時代なら、講習会で方法を学ぶだけで、さすまたを利用できる可能性がぐっと上がります。
槍や、棒術の操作感覚は、さすまたの操作に応用が可能だと思います。そのため、それなりにさすまたを使用することができますので、正しい使用方法を学べば、かなり道具としての価値が上がります。
つまり、どのような護身術を学ぶにも、それに対応できるような下地を作っておく必要があるのです。その下地を作れるのが、当道場で合気道を学ぶ大きな意味となります。
護身術に対する当会合気道の優位性

基本的に護身術というのは、自分に有利な状況を作ることが大切だと思います。
護身術なので卑怯も何もありません、速やかに自分に有利な状況を作りましょう。具体的には、信頼できる防具になりそうな物を見つけたり、状況を打破できそうな武器を見つける事が必要です。
例えば、石、箒、定規、物干し竿、ビールケース、ビール瓶、カバン、護身用スプレー、護身用ライトなど、なんでも良いです。
そして、予め護身用の道具を持っている場合や、武器となりそうな物を現場で調達できた場合、それを使いこなすために、道具の操作方法の決定と、道具に合った身体操作が非常に重要です。
簡単に言ってしまえば、武器の使用経験がものをいう事になります。
当会の合気道では、基本となる合気剣、合気杖を中心に、短刀も使用した武器技中心の合気道です。そのため、武器の使用感の応用が可能となり、かなり護身術に向いたものとなります。
伝統的な日本武道と護身術
当道場の合気道なら、開祖直伝の伝統的な日本武道としての合気道を稽古しながら、現代的な護身術に対応するための身体操作を身につけることが可能です。
高齢化が進み、外国人の方が増えてきたり、日本を離れて世界へ出ていく人も増えていくでしょうし、大きな都市に人が集中しているという状況も起きています。
文化の変化は、犯罪の性質も変化させることになりますし、人の増加や密集は、人の苛立ちを生み、それが揉め事にもつながっていきます。
これからの社会では、誰でも護身術くらいは習得しやすい状態を作っておくべきだと思います。ぜひ、合気道を始めてみてください。
福祉施設や銀行、士業、企業、個人サークルなどの護身術対策に

障がい関係の施設を中心に、銀行、市役所、士業、場合によっては普通の企業や、サークル活動などでも暴力事件は起きます。
特に、士業、福祉関係の仕事の場合、意外と危険と隣り合わせの事も多いです。しかも、相手に帰責性を問えないような事も多く、自己責任で護身を学ぶことが必要となるのです。
組織の管理者の方や、サークル活動のような事をする人は、このような施設の職員のリスクについても、一定の注意を払うほうが良いでしょう。
もちろん、ゴリゴリの武道をやるのは大変だと思いますので、護身術を学ぶために必要考えられる鍛錬や最低限の技術の習得ができれば良いと思います。
当道場では、一定数以上の人が定期的に参加されるのであれば、訪問して、あるいは道場の空き時間に来ていただいて、護身術習得のための下地を作る訓練を計画、指導させていただきます。
期間や内容などは相談して決めさせていただきますので、試してみたいと考える方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただければと思います。