師範紹介

合気道武産会 樋口隆成師範

higuti半世紀に渡る合気道歴を持たれています。その結果、精妙な動き、剣術、杖術など、稽古の積み重ねによってのみ表現される理論を超えた技術と、伝統の積み重ねによって受け継がれた高度な理論の両面を備えた技を指導いただけます。

故 田中万川先生故 斉藤守弘先生に師事され、その後独立されて現在に至ります。両師範から受け継がれた技をもとに、植芝盛平翁の合気道を追求するという一貫した姿勢をお持ちです。

合気道に関わる様々な研究もされており、自身のサイトで『論文』と題して研究成果を発表されています。(http://www.interq.or.jp/silver/sinomori/takemusu.index.htm)武器技から体術を説明する指導が多くとても合理的です。

著書に『武産合気』『直傳合気道』『秘傳合気道』があります。

(紹介者:成宮隆行)

合気道武産会滋賀道場 成宮隆行

禊の太刀 構えはじめまして、滋賀道場長の成宮隆行と申します。現在5段です。

1996年に修行を開始し、現在までずっと樋口師範のご指導を頂いております。

樋口師範に導かれ、合気道開祖 植芝盛平翁 を研究する事が当会の特徴となっております。

合気道にとって、開祖植芝盛平翁を研究する事は、それを怠ると合気道とは言えなくなってしまうと感じるほど重要なものです。

当サイトの記事は、合気道の話題のみで400ページを超えますが、そのくらい研究し続けてきたうえで到達した実感です。

開祖の創始した伝統合気道は、武を産みだす仕組みを内包する武道です。

そして、この仕組みは、武道以外の色々な分野に対して応用が可能であることがわかってきました。

つまり、伝統合気道を学ぶ事は、どのような人にとっても大きな意味を持つ可能性が高いという事です。

開祖の説く伝統合気道が、ただの武道にとどまらず、素晴らしい価値を持っているという事は理解できるようになりました。

あとは、その伝統合気道を皆さんに伝え、具体的な効果を実感していただく事ができるようになる事が自分の使命なのだと思います。

高齢化社会の中で元気な高齢者を増やしたい
日本的な身体操作を身に着けた、美しく、強い女性を増やしたい
軸の強い、バランスの良い成長をこどもに提供したい

人間育成を目指した開祖の意思を汲んで、最近では、このような取り組みにも興味を持ち始めました。

合気道を応用して、できる事はたくさんあるはずですし、研究していきたいと思います。

沢山の人と一緒に研究できれば、きっと良いものが出来上がると思います。ご協力をお願い致します。