最近、 体幹 という言葉に違和感を覚えて、もしかして僕の思っている意味と違うのかもしれないと思うようになりました。
特に、スポーツをされている方が使われる 体幹 という言葉を聞いたときに違和感を感じていたのです。
その動きでは体幹は強化されないのでは??? みたいな感じですね。
少し調査してみたら、体幹 という言葉は自分が思っていたものと違いました。(^_^;)
あるサイトを拝見すると、 体幹 とは狭い意味では「 横隔膜 ・ 多裂筋 ・ 腹横筋 ・ 骨盤底筋群 」だとなっていました。
もっと大きな目で見ると「 胴体 」の事だという話です。
あ、なるほど、胴体 を鍛えるという意味なのか・・・ちょっと納得した次第です。
もちろん、合気道でも 胴体 は強化される運動が多いですから、僕が間違った言葉を使っていても何となく話は通じるはずですね。(^_^;)
僕の思っていた 体幹 とは?
僕は、体幹 という言葉を、身体の中心を真っ直ぐに通る強い「 軸 」として使っていました。
身体の奥にある筋肉 を強化する事と、身体の中心軸 を意識すること、さらに 軸として活用するための動き を学ぶ事によって、筋力 ・ 意識 ・ 動き の3つが合わさり、具体的な見た目と、強さと、意識を伴った 軸 が形成されます。
これを 体幹 と表現していたのです。
「 体軸 」として表現するべきでしたね・・。
もっと具体的に言えば、人体のコアは 丹田 (臍の下の奥)にあり、その上下に真っ直ぐに強い軸が延びていると考えてください。
コア と 軸 を維持して動く事により、中心軸のハッキリした 美しい立居振舞 になります。
体幹 は、体軸 を作る為の一つの要素であって、合気道で養成しているのはむしろ 体軸の方 なのです。
丹田意識 、 体軸 の正体とは?
ところで、調査していて気が付いたのですが、丹田意識 (丹田部の張り・重み)と 体軸意識 (背骨周りの締め)はここからくるのかな??と感じるところがありました。
上記に記載されている 骨盤底筋群 と 多裂筋 です。
何となく、この2つの筋肉にグッと力を入れた感覚が近いのではないかと思います。
僕は、丹田 や 体軸 については、見た目や、場所による認識では無くて、具体的な「 張り 」としての認識を持っています。
もちろん、僕個人の感覚の問題なので、全然違うかもしれませんが、丹田に張りを持たせたときの圧力感や、体軸を締めているような感覚は、画像で見た筋肉のイメージと合います。
思い付きで、根拠の無い話ではありますが、もしかするとこれらの筋肉を膨張させたり、締めたりしてるのかもしれないなと感じました。
今のところは、そうなのかも・・・・ぐらいの感じで捉えておいて、今後も研究していこうと思っております。
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