成宮隆行– Author –

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合気道の技の実戦性
最近、こどもクラスを開設するに当たり、何を教えれば良いのか考えていました。こどもの成長にプラスになり、武道としてもしっかりしたものを・・・など色々と考えていると、合気道という武道を色々な視点から分析する事ができ、大変参考になりました。そ... -
戦前の技を教えて頂く
彦根の合同稽古がありました。教えて頂いたのは戦前の合気道です。六方と巴の捌きを、外・内で使った技を稽古しました。戦前の技は難しいですね・・・・。動きが鋭利になるので、相手とぶつからないことが難しいです。当たってしまうと、かなりグラついて... -
こどもクラススタート|彦根市京町道場
僕が楽しみにしていた「こどもクラス」をスタートさせる事になりました。こどもに合気道を教えたことがありませんので、はじめのうちは慣れない指導となります。まずは、身のこなしをレベルアップさせるような、武道としての合気道をはじめる為の準備運動... -
自分の稽古が正しいか?と感じだしたら・・
合気道をはじめてしばらくは、自分の成長を実感することができ、楽しくなると思います。単純に体が強くなってきますし、受け身などもできるようになります。「できなかった事」が「できる事」に変わるので認識しやすく、さらにできる事を増やしたくなりま... -
硬い地面での受け身
当会では、毎年4月に、鞍馬寺の本殿前で奉納演武を行います。僕も参加するのですが、何度やっても慣れる事はありませんね。いつも、なんらかの形で緊張をしてしまいます。今年も緊張感が高い演武でしたが、少しまわりを楽しむ余裕もありました。ま、師範... -
31の組杖の素振り
杖術は剣術よりも素振りの種類が多いです。しかも、少し多いという話では無くて、基本の素振りだけでも3倍近い数が有ります。さらに、31の杖の素振りも有りますから、覚えるのにかなりの時間を要します。ですから、先に、基本20本の素振り、31の杖... -
呼吸法の重要性とは?
呼吸力養成法の話では無く、呼吸法の話です。 もっと具体的に言えば「腹式呼吸」です。 僕が教えてもらった腹式呼吸の流れは次のようなものです。 息を大きく吸って腹に入れてください。 腹に入れた空気をさらに下腹部に押し込んでください。 丹田部分に空... -
肩の脱力と小手の張り
火曜日の彦根駅前道場の稽古に、飛び込みで外国人の方が参加されました。 アメリカで合気道の稽古をされているようですが、日本に来たので、ついでに合気道の稽古にも参加したかったのだと思います。 火曜日だと、なかなか稽古できる場所も無いかもしれま... -
受け止め・受け流し・躱す
武道では、攻撃に対処する方法を学びます。合気道の場合は、次の3つの対処方法を中心に習います。「受け止め・受け流し・躱す」です。これは言い換えると六方・半身・一重身のイメージとなります。六方・半身・一重身はいずれも立ち方の呼び名で、各対処... -
杖術の点・線・面
杖術はとても人気があります。まあ、杖を振り回すのってわりと気分が爽快ですね。(^_^)ストレスが多い人なんか、特にやってみると良いかもしれません。杖術の点・線・面さて、杖の稽古をする時に、点・線・面の意識ってありますか?杖術の稽古を考えてみる... -
型稽古の中で動作の質を養う
型稽古では動作が決まっています。動作が決まっているため、強化するのは、動作そのもののシャープさや、剛性、柔軟性などです。最小の動き、最大の動き、繊細な動き、豪胆な動き、など同じ動作の中で、異なった動作の質を追求する事ができます。合気道の... -
数の破壊力
今年の2月から彦根駅前の稽古場を増やしました。もう、結構時間が経ったように感じましたが、実のところ1ヶ月半です。(^_^;)稽古数が増えると時間の感覚がおかしくなります。なんせ、3ヶ月分近い稽古をしますからね。(*_*)しかし、当初に心配した疲労感... -
杖を扱う時のコツは??
久しぶりに京都の武徳殿での稽古がありました。武徳殿は雰囲気がすごく良いです。長浜市にも有るようですが、僕は見たことありません。きっと似たような雰囲気なのでしょうね。武徳殿で行った武器技のうち、覚えておきたいのは剣対杖の型です。4つ稽古し... -
捻じりを生まない動きとは何じゃ??
合気道のような古い動きを使う武道では、あまり捻じりを生まない動きをします。捻じらない方が良いのか?と言われると、必ずしもそうでは無いと思いますが・・・(^_^;)捻じれというのは、足と腰と肩がバラバラに動いているから生じます。このように考える... -
一重身(ひとえみ)とは?
先の記事で触れさせていただいた、3つの立ち方のうち「一重身(ひとえみ)」について、もう少し詳しく書いておくことにします。一重身は、厳密に言えば、立ち方というより状態を表した言葉だと思います。この状態を実現するために、撞木足を「裏三角」と... -
正面・半身・一重身とは??
合気道では3つの立ち方を頻繁に利用します。はっきり言ってスタートラインです。身体に染み込ませましょう。(^_^;)正面・半身・一重身です。このうち正面というのは、正式名称がわからないので仮名称で書いております。半身は「はんみ」と読み、一重身は... -
精神を強くする方法??
「合気道で精神強化はできるのでしょうか??」そんな質問を受ける事が有ります。特に、お母さんが子供の事で質問される事が多いような気がします。うーーーん。気が弱くてはダメなのでしょうか?(^_^;)気が弱いのもかわいいものですが・・・・。例えば、... -
最近、合気道をテレビで見かけるらしい
「あさイチ」という番組に藤平信一先生が出ていたらしい。※写真はyoutubeの一場面です。母が「合気道の人が出てたわ、最近、他にも合気道の人を見るよ。流行ってるの?」と言っていました。どんな人かと聞いていけば、どうも甲野義則先生の事のようでした... -
4教で何を優先するか?
4教を上手くかけるのは難しいですね。4教の稽古をすると思わず痛みに目が行ってしまいますが、実際のところ微妙です。(^_^;)痛みを優先して技の稽古を行うのは、やめておく方が良いでしょう。相手を抑えるという事4教の目的は相手を抑える事に有ります。相... -
合わせ法とは?一刀法とは?
多賀B&Gでの稽古をした時に、エイサー?よさこい?の稽古をされているのを目にしました。もっと日本的なものかと思っていましたが、動きはダンスに近いものなのですね。息子がダンスを習っているのですが、それの簡易版のような動きでした。もちろん、... -
胸取りの1教を鍛錬に使う
水曜日の稽古は鳥居本中学校の武道館をお借りしています。もちろん、暖房などはありません。ものすごーーーく寒い日の稽古の場合、足の感覚が悪くなります。もちろん、動きの方も悪くなりますし、頭の回転も寒すぎると鈍るようですね。(^_^;)本当は、こう...