成宮隆行– Author –

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転身について!
初稽古のはじめに、樋口師範が強調された『転換・転身』の重要性について、自分の思うところを書いておきます。 合気道の稽古は、①体の転換にはじまり、②立ち技の呼吸法、③1教と続き、その後、④いくつかの技を選択的に行い、最後は⑤座り技の呼吸法を行い... -
半身から六方への変化
当会には半身という姿勢、六方という姿勢がありますね。 ※合気道界全体の統一的な名称を使用しているわけではないので、読む人によっては違う姿勢をイメージしてしまうかもしれませんが、そのあたりは申し訳ありません。 六方は統一体のベースになる姿勢で... -
あけましておめでとうございます!!
と言ってもかなり遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。 滋賀道場の稽古はじめは6日(日)からで、草津のイオンモールでの講座が今年一番最初の合気道の稽古となりました。 去年は、ほとんど毎日稽古を行っていたので、年末から1週間休ん... -
超重要!位置関係、姿勢について
もちろん、それが全てでは無いのですが、合気道をやる上で大事なのは、位置関係と姿勢だと思います。 位置関係は、相手と自分の位置関係がどうなっているのかという点を把握することが重要なのですが、場所は同じでも、相手の向きの要素が加わることによっ... -
合気道のイメージとは
合気道をやっていると人に話すと、毎回のように言われることがあります。 それは「相手の力を利用して投げるんやろう」「気で飛ばすんやろう」というものです。 相手を投げるという認識なのですから、一応は武道としてのイメージを持たれているようです。 ... -
京都での市民講座にて師範に学びました
先月の事になってしまいましたが、合気道の市民講座を担当してきました。 参加者は少なかったのですが、楽しい1時間になりました。 ご参加いただいた皆さんありがとうございました。 市民講座の内容は、前半20分くらいの内容は、開始前から考えていた内... -
10/14 合気道体験講座のお知らせ
下記の通り、10/14(日)に京都市武道センターの補助競技場で「合気道体験講座」を担当致します。 日頃当サイトをご覧いただいている方で、京都や滋賀の湖南などにお住まいの方は、丁度良い機会なのでご参加いただければと思います。 最近は草津のイ... -
護身術と合気道(勉強後バージョン)
護身術について、さらに勉強してみました。 護身術に関しては、実に色々な本や資料があって、それを書いた人の武道経験や職業などが本の内容に反映されており、書く人によって、重視するところと、情報量が違うという事がわかりました。 中でも参考になっ... -
問い合わせ不良のお知らせです!!
先週、お子様と、保護者様の体験希望のメールを頂きましたT様 返信用の宛先メールアドレスが誤っているようで、お答えを返信できません。 お心当たりがありましたら、再度の連絡をお願い致します。 -
合気道と護身術、逮捕術
最近、立て続けに質問される内容が次のようなものです。 「合気道と護身術は違うのですか?」 「合気道は護身術になりますか?」 似て非なる質問なのかな??とは思いますが、要するに両方とも護身術としての合気道について確認したいという質問ですね。 ... -
体の転換の変化
体の転換について、斉藤師範の本を読ませていただくと、昔は片手で行ったが晩年は両手で行うようになった、との記載があります。 それらを見比べて、個人的に思っていることを書いてみようと思います。 両手の体転換は、剣の操法の体使いに見え、片手の体... -
合気道って相手に掴まれないと技ができないのですか?
最近、高校生の男の子が合気道の稽古に参加されました。 稽古後に色々と話をしていたら、次のような質問を受けました。 「合気道は相手に掴まれないと技ができないのですか?」 というものです。 剣術や杖術を稽古しているのですから、相手に攻撃する技法... -
まずは膝行・受け身から
合気道を始めたら、まずは膝行と受け身をきちんと稽古しましょう。 とは言っても、既に基本的な事は身に着けており、技の稽古をしたい参加者もいますから、稽古の時間内は技の稽古に充てるのが通常です。 技の稽古は複数の人が参加している時にしかできま... -
31の組杖を覚える
最近、31の組杖を必死に覚えている会員の姿を目にします。 なかなか大変ですけど、一度覚えてしまえば、あとは定期的に確認しつつ「練り」に入っていくだけなので、ぜひとも覚えてしまって頂きたいものです。 31の組杖は、ある程度間合いを取って稽古... -
最近子供クラスの体験が増加中
最近子供クラスの体験申し込みが増加しています。 不思議なもので、大人の体験と子供の体験は、別々の時期に集中してくることが多いです。 木曜日の子供クラスのお稽古には、子供が6名、大人(保護者)が4名参加していたのですが、そのうち殆どが体験の... -
ちょっとしたことに目を向ける工夫
最近、木刀の違いにちょっと注目しています。 木刀と一括りに言っても、使う木刀によってちょっとずつ何かが違います。 ぱっと持ってみて、ちょっと見てみて、どのくらい違いが感じ取れるかを試しています。 木刀には色々な種類があって、重さも形状も様々... -
杖術の縦の合わせ法(陰陽進退)の変化について
水曜日の稽古では、縦の杖の合わせ法(陰陽進退)を稽古しました。 ちょっと久しぶりな感じがしますが、とても大切な合わせ法です。 ところで、当会の稽古している陰陽進退の型について、映像や本などの資料の有無を確認されることがありますが、現時点で... -
新しい掛け軸のお披露目と昇級審査がありました。
この日は、新しい掛け軸のお披露目と、昇給審査がありました。 場所は彦根道場です。 彦根道場での審査はこれが初めてです。 掛け軸の文字『武産合気』について 今回、本部より新しく掛け軸を頂きました。植芝翁の昔の字で『武産合気』と書かれた掛け軸で... -
昇段審査・短刀取り
3月4日は昇段審査でした。 滋賀道場からは3名の方が審査を受けられて、3名とも初段に合格されました。 合格された皆さん本当におめでとうございます!! 審査内容は、基本的な技を全て確認された感じのもので、難しい技を要求されなかった分、日頃の稽... -
重心と立ち方の問題
最近、立ち方について、色々と質問を受ける事が多いです。 その中で「重心の置き所」というのは一定では無いのが通常でして、本来は指導が難しい部分だと思いますが、一応色々と考えてみました。 単純な話「前なのか、後ろなのか・・・」という点からの質... -
「合気道家に四十肩は無い」を検証
この間、面白い話をうかがいました。 それは次のような話です。 「剣術家に四十肩は無い」 そして「合気道では剣術の稽古をする、だから、合気道家に四十肩は無い」 というようなお話でした。 確かに、木刀の素振りを行う時に肩を使いますから、肩の可動域...