不思議なもので、大人の体験と子供の体験は、別々の時期に集中してくることが多いです。
木曜日の子供クラスのお稽古には、子供が6名、大人(保護者)が4名参加していたのですが、そのうち殆どが体験の方でした。
偶然、その日に集中したのです。
指導補助のH君(写真)がいなかったので、ちょっと手が回らなくて稽古回数が少なくなってしまいましたが、取り敢えず楽しんで頂くことはできたようですし、親子での活動も行っていただけました。
ちょっとでも、合気道の良さがわかっていただければ嬉しいのですが・・・。
楽しさと好きになること
子供クラスの場合、はじめは楽しい事が大切だと思います。
楽しければ積極的に取り組めますよね。
でも、本当に力を着けるためには、地味な練習と厳しめの鍛錬をしっかりと積み重ねるしか方法が無く、こういう稽古は遊びの要素が少ないため、あまり楽しくはありません。
楽しくない事が嫌いな子供達に、地味な稽古や、厳しい鍛錬を続けてもらうためには、先に合気道を好きになってもらうことが重要だと思います。
好きになるために重要な事
好きになるためには、楽しいことも大切ですが、「できる」という感覚を重ねる事が重要だろうと思います
できない事が楽しいわけがないですし、苦痛になりますが、「できる」という感覚は、嬉しさや喜びを与えてくれるし、その積み重ねによって、好きだと思うようになります。
そして、好きだと思うようになったら、苦労が多くて辛くても、その道を極めたいと思うようになるのだと思います。
稽古の順番を間違ったら誰も合気道を好きになれない
目標は、きちんと実力を備えた合気道を身に着ける事です。
たとえ、子供でも、当会の会員である以上、形を覚えるだけとか、見た目上できているように見える合気道ではなくて、内容がしっかりしている合気道を身に着けてもらいたいのです。
だからこそ、お稽古の順番はとても大切なのだろうし、そこを任されている自分は責任重大なのだと思います。
なかなか、難しいものだと、日々悩みながらの毎日です。
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