こどもクラス開講から1ヶ月

京町3丁目4-2内装5月にこどもクラスを開講し1ヶ月経ちました。(写真は助手のH君です)

この期間は、自分のお試し期間として、参加くださった方からアドバイスを貰いながらお稽古を致しました。

こどもを教えるのは初めてだったので、上手く場をまとめる事ができずにすみませんでした。

ただ、合気道そのものの品質には、この20年間、超こだわりを持って研究してきたので自信があります。(あくまで自己満足ですが・・・)

こどもクラスと言えども手を抜かず、良い物が提供できるよう試行錯誤してまいります。

もう少し指導が上手くなるまで、ぎごちないのは勘弁してください。m(__)m

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色々と違いもありますね

こうやって指導させてもらって色々と勉強になっております。

大人クラスでは使えるけど、こどもクラスでは使えないものもありますね。

例えば、説得力などです。(^_^;)

型稽古の中には楽しくない稽古もあります。

例えば、難しい稽古ですね。

同じ難しい稽古でも、動作の難易度が高い稽古については、難しいと感じながらでも一生懸命取り組むことが可能です。

しかし、やっている事の意味が分からないという難しさの稽古では、一生懸命取り組むことができなくなってしまいます。

これを解決するために必要なのが説得力なのです。

自分が何の稽古をしているのかが理解できれば、一生懸命稽古に取り組むことができます。

説得力のある稽古とは、動作の意味、型の意味、稽古の意味、そいうものが合理的に認識できる稽古であり、その稽古には、言葉による説明も入ってきます。

普段の一般クラスの稽古では、そいういう指導が重要だと感じていますし、どれだけわかりやすく合気道が提供できるかが指導者の質の一部だと思っています。

ところが、こどもクラスで同じように話してしまうと、頭の上にクエスチョンマークが浮かんだ表情を見る事になります。(^_^;) まあ、言葉が難しいので当たり前なんですけどね・・・。

?マークのままで稽古をしても、もちろん楽しくないでしょうから、こどもクラス用に違う工夫が必要なのだと勉強になるわけです。

ベストキッド的な・・

意味のなさそうな作業に含まれた武道要素に気づかされて、自分の強さを主人公が認識する流れが、ベストキッドという映画の面白さの一つですよね。

合気道の場合は、こどもからすれば楽しい運動なんだけれども、気が付いたら色々強くなっていた・・・・みたいな流れが良いのでしょうか。(^_^;)

それを中心に考えて楽しい稽古をしようと思いますが、でも、大人教室と同じように話もしようと思っております。

こどもだから理解できないと考えずに、きっと共有できる感覚があるはずだと考えて、伝えるべきことは伝えておこうと思います。

ご協力ありがとうございました

こどもクラススタートから1ヶ月が経ち、モニターテストも含めて稽古に通ってくれた子供さんがいらっしゃいます。

面白い稽古も、面白くない稽古もあったと思いますが、とにかく1ヶ月頑張って頂けました。

週1回では少なかっただろうと思いましたが、それでも、見てわかるほど成長をされたように思います。

あの年齢から合気道の基礎要素がしっかり身に着いたら、きっと色々な場面で役立つと思いますし、もし、将来合気道家になるようなら、どんな合気道家になるか楽しみです。

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