火曜日の彦根駅前道場の稽古に、飛び込みで外国人の方が参加されました。
アメリカで合気道の稽古をされているようですが、日本に来たので、ついでに合気道の稽古にも参加したかったのだと思います。
火曜日だと、なかなか稽古できる場所も無いかもしれませんね。(^_^;)
たまたま、うちが火曜日に稽古していたので、参加されたのだと思います。
今回思ったのは、四六時中稽古をしてればそいうニーズも受け入れる事ができるという事です。
折角、彦根に来たのであれば、彦根城だけでなく、日本武道の体験もできれば楽しいと思います。
僕が外国へ行ったと考えても、その国の武道の看板を目にしたら、少し見学してみたいという気がします。
もっとも、僕は全然英語がダメです。
ちょっと、勉強しようかなぁと思わされました。(^_^;)
実力の必要性が突然やってくる!
今回参加された方は、合気道経験者です。
しかも、しっかりと稽古をされていることがわかりました。
それ程大きな人ではありませんでしたが、力は強かったと思います。
もちろん、力任せの無理な稽古をされるような人では無かったのですが、これが、もし、未経験の人が参加されたら、当然力任せなケースも存在します。
はじめはどうやったら良いかわかりませんし、まして、言葉も通じなかったら、とりあえず力いっぱい掴んでみるのも普通でしょう。(^_^;)
そうなると、そこそこ合気道をやっている人でも、女性や、力の弱い人など、動けなくなってしまう事もありますよね。
そういう場合に、型の通りに技を掛ける事ができなくても、全く動けないという事態は避けたいものです。
もちろん言葉は利用できませんから、なんらかの技術を使う必要があります。
まるで、実戦のように、実力を試される時が突然やってくるのです。
必要なのは脱力
呼吸力が無くて、力が強い人が相手の場合、脱力できれば取り敢えず動く事は可能です。
腕を紐のように扱ってしまえば、相手の掴みの影響を体に受けませんから、体は動かしやすくなります。
要するに、肘と肩の力を抜いてしまえば良いわけです。
ただし、相手が掴んでいる手首の部分も紐になったなら、こちらの動きも相手に影響しないのが当然です。
これでは、動く事はできても、その動きが有効に働きませんので、合気道にはなりません。
相手に掴まれた部分は、棒のような硬い性質にすれば良いと思います。
手首を固めて棒のように使う方法
手首を固める場合、手を開いた状態の筋肉の使い方をすれば良いです。
手を強く開くと、手首の端の筋がグッと出てきます。
これによって、手首が固まり、腕が棒のようになります。
稽古の最中は、手を開く事によって、手首の筋力の使い方を感覚的に習得してください。
力を入れるところと、抜くところを同時に存在させるのは、少し骨が折れる作業です。
ただ、ある程度までは効果的な方法もいくつかありますので、稽古の中で紹介していきます。
そういう話になった時は、是非、しっかりと聞いて頂いて、じっくり取り組んで頂ければと思います。
コメント