小学生までの合気道、子供と合気道

稽古内容

剣術
四方切り・八方切り、合わせの5、組太刀の1
体術
体の転換、両手取り呼吸法、両手取り入り身投げ、交差取り1教、入り身転換投げ、座り技呼吸法

小学生までの合気道

015当会では中学生以上を入門対象としておりますが、時々・・・・、というか頻繁に、『小学生以下のお子様に合気道をさせたい』というお話をお聞きします。(写真は、息子が『ちょっと剣を振ってみたい』と言った時のものです。)

私個人の考え方としては、稽古を乱さないのであれば何歳からはじめても良いと思いますが、中学の高学年くらいまでは、『武道としての合気道』を身に付ける事ができるか疑問です。

武道の考え方、合気道の構造、時代背景、存在理由、型の必然性、など、大人になってからでも時間をかけて学ばないといけない事が、子供の間に認識できるものなのでしょうか?

もちろん、そんな事わからなくても稽古していけば良いという考え方もありますが、それでは、合気道という武道を深く考察する事も無く辞めてしまうケースが増えてしまいます。

もしかすると、面白さを知る機会さえ失ってしまうかもしれません。

その理由が、単に子供だったからというのであれば、なんと勿体ない話なのかと思います。

しかし、小学生以下の年から養えるものもあります。

呼吸力・受け身・敏捷性・礼儀作法などです。

これは、いわば武道合気道の世界に入るための準備作業です。

大人になってからの入門でも、はじめに養ってもらいます。

この準備作業がしっかりできているほど、技を学んだ時の効果が大きくなるのは間違い無いと思います。

他のスポーツや日常生活、健康促進、などにも大きく役立つはずなので、そういう意味では、合気道を子供に教えることが重要だと捉える事もできます。

もっとも、子供への指導について、真剣に取り組んでいる指導者なら、合気道の武道面も上手く伝えているのかもしれませんが・・・・・・。

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