球体の原理と表現を考えてみる

最近では、球体の原理について考えています。

これは、開祖の宇宙の話を考えている時に、映画のような宇宙をイメージしてしまい、惑星が球体だからと球体のイメージにすり込まれてしまったという、極めて単細胞な話なのですが、イメージしだすと抜けられないのが僕の性質です。

ここは開き直って、色々なイメージを増幅させ、球体の原理を掘り起し、それを技に取り込んでみようと思っています。

目次

球体のイメージとは?

titama人間は球体ではありません。仮にどれだけ太っても球体にはなりません。(^_^;)

ならば、球体っぽく表現する必要があります。どうやって表現しましょう??

まずは、見た目のイメージから考えてみたいと思います。

球体を横から見ると、地面に下の一点が着いていて、どう動いても見た目は変わりません。そこから、球体の働きを表現するために必要な基本姿勢が見えてきます。

端的に言えば水火の結びのようです。

さらに、球体を動かして観察すると、球体の表面は中心から一定の距離で円運動して形成されているようです。

つまり、球体は、中心を持つ円が複数集まれば表現できるという事ですね。

さらに他の表現方法を考えてみると、中心線から上下の端に向かって、螺旋状に円を小さくしていくことでも球体は表現する事ができそうです。

球体イメージの必然

あれ?? 水火の結びに、天輪の気、降輪の気を組み合わせて表現すると、球体になってしまう・・・。(^_^;) それで最近、球体イメージがしつこく頭に残るのだとピンときました。

合気道の基本原則の動きは、そのまま球体の表現に繋がるようです。さらに、複数の回転運動を複合させる事でも表現できるようなので、これを使った動きも存在しそうです。

厄介なのは、この動きを習得すのはなかなか難しそうという事です。もちろん、人間は2本足だからです。

多くの人が似て非なる動きになってしまうはずです。

まず、誤って、ワイパーのような動きになってしまうと、球体は表現できないように思います

また、腹を中心に腰を捻るというのも苦しいです。

確かに、中心は回転するのでしょうが、両足がその場の位置なら360度の回転は作れませんし、両足が動かせない回転では軸が動かせないため、球体のものの動きを止めてしまいます。

スポットでは利用しますが、全てそれで動く癖をつけてしまえば、自分で自分の動きを止めるようなものとなってしまいます。それでは複数に対応できません。

※もちろん、球体に動きたい人はという話なので、そうでも無い人は気にする必要はありません。

球体のメリット

球体を使いたい理由は次のような点です。

  • 球体の回転で相手を弾き飛ばす
  • 球体の回転に相手を巻き込む
  • 球体の回転で力を増幅させる
  • 球体の回転で相手の力を流す

メリットがたくさんあると思います。

何より球体の良いところは、球体の表面から、中心に向かっての範囲でのみ力を利用するという点です。

表面をしっかり固めて、球体の内側を維持する事ができる量の力さえあれば、あとは適切な位置で回転力を利用するだけで相手を崩すことができます。

力の弱い人や、体格の小さな人、女性などでも、十分に大きな力を作り出すことが可能です。この原理を研究しない手は無いですね。(^_^)

今後も、この原理をじっくりと研究し、女性など力の弱い人に協力して頂こうと思っています。宜しくお願い致します。

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