まずは、稽古の内容です。基本にこだわりすぎて、稽古時間が無くなってしまいました。(^_^;) 失敗です。
素振り11から15、合わせ
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技正面打ち一教表裏
なぜ合気道を稽古するのか?
たまに「どうして合気道を始めようと思ったのですか?」と聞かれます。これは、合気道をはじめたばかりの人に聞かれることが多いですね。
しかし、今回は「なぜ合気道を稽古するのですか?」と聞かれました。これは難しい・・・・・(-_-;)
でも、自分に対して問い合わせてみると「探究心から・・」というのが答えのような感じがします。合気道は謎だらけなんですよね。(^_^;)
側面の多い合気道
武道・舞踊・宗教・健康法・精神修養・サークル活動・・・・ 色々な側面から捉えて、そのどれでも存在できてしまうのが合気道のようです。
自分がどのような立場で、何をやっているのか、それをハッキリさせていないと、どこへ向かっているのかわからなくなってしまいます。
で、自分は武道という側面から合気道を稽古してきたのですが、これがなかなか難しいものでして、やっていて気持ち悪くなるような状態をずーーと経験しています。(-_-;) 樋口先生も似たようなニュアンスの話をされたような・・・
皆さんはそんな事ないですか??
一生苦しいのが指導者なのかも
「技をかけて、受け身を取って、気持ちよく稽古終了!! いや~今日もいい汗かきました。」
いい感じですよね。(^_^) でも、僕はあまり経験したことがありません。
どうしてかと言えば、技をかけて・・スッキリしない・・・を繰り返しているからです。
要するに次のような状態です。
- 本当に理屈どうりに動けているのか・・実際に技はかかっているのか・・
- たまにできる気がする・・・やっぱダメな感じがする・・・
- 今回こそわかったかも・・・やっぱりなんとなく違う・・・
- どうせ手の内を知っている人間には通じないのだから、理が正しければ受け身取る稽古をすれば良い(稽古としては正しい)でも、正しさの判断が難しいので、やっぱりなんか気に入らない・・・
- なかなかできてきたやん!!でも、すぐに違う問題にぶつかる・・・・
- そもそもこの技、武道として正しいの??というか武道とは??
まあ、とても苦しいし、スッキリしないのです。
他の道場の指導員の方はどうなんでしょうね・・・。同じような感じなのでしょうか・・・。
稽古する人に納得できる稽古をしてもらいたい、稽古する人に面白いと感じてほしい、などと考えてやっているので、自分が納得のいかないものを提供し続けるわけにはいかないのですが、もう15年近くも納得のいく状態にならないわけです。(-_-;)
そんな中、唯一支えになるのが探究心なんです。
師範の言葉の意味がわかった時、開祖の言葉がなんとなくわかった時、合気道の構造が少し見えた時、もちろん、それが正しいかわかりませんが、少し自分の探究心が満たされるのを感じます。そして、少し達成感があります。
結局は、ただの自己満足なんですが、これこそが合気道を続ける理由なのです。
これからも、苦しい思いをしていこうと・・・(-_-;) やっぱり、早くめっちゃ良い技が身に着きますように。
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