入り身のあれこれ

突きの小手返し

まずは、この日の稽古内容をあげておきます。

杖術:素振りのテスト・組杖の1・杖取り
体術:立ち技の呼吸法・横面打ちの一教(2パターン)・片手取り小手返し・片手取り回転投げ
入り身を身に付けよう!

gosin『入り身』ってご存知ですか??

簡単に言ってしまえば、相手の攻撃を躱して飛び込むことを言います。

合気道の根幹となる技術の一つですが、決して合気道独自のものではなく、言い方が違うだけでどの武道でも行っていることだと思います。

習得は容易では無いですが、もし身に付けることができれば護身術に大きな余裕を生むことになります。

入り身には、①自分から入るもの、②相手に合わせるもの、③相手の動きを利用して入るもの、等があり、いずれも剣術の理合から来ていると思います。

各パターンの入り身は、武道の重要原則である『先の先・先・後の先』を表現しています。

その中でも、相手に反応してから動き出し、自分を有利にしてしまう『後の先』を身に付ければ、咄嗟の時に心の余裕が生まれるでしょう。

『後の先を身につけるのが武道家のたしなみである』と言ったのは、大東流の佐川師範だったかな・・・・

もちろん、襲われた時以外でも色々役立ちます。

  • 出会いがしらにぶつかりそうになった時にすっと躱せるようになったり
  • 混雑した町を歩くときに人とぶつからなくなったり

まあ、避ける話ばかりですけど (*_*) 体の動きが大きく変わるのは間違いありません。

是非、みなさん入り身を身に付けて頂きたいと思います。

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