横面打ちとは

剣術
素振り1~7、合わせ法1~5、前後切り、転換切り、五狐の剣、袈裟切り、燕返し
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、正面打ち1教裏、入り身2本、入り身投げ
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横面打ちと袈裟切り

僕の場合、横面と袈裟切りを分けて稽古しています。まあ、普通の事ですよね・・・・ (^_^;)

両者の使い分けを簡単に言ってしまえば、横面打ちは正面打ちの角度を変化させたもので、袈裟切りは斜めに切っています。

体術の横面打ち

体術の正面打ちと横面打ちは、振りかぶりから打ち込みの途中まで、どちらが来るのかわからいないように打ち込むのが良いと思います。

正面打ちが当たる寸前に腰をいれると、体軸が斜めになって、手刀も斜めになります。これが僕の使う横面打ちです。

これは、剣術的な横面打ちをそのまま体術として表したもので、とても重要な事だと思います。

袈裟切りのように打つとバレバレ

肘を横に開いて、手を直角に立てて、そこから打ち込む横面打ちをよく見ます。これを強引に剣術で考えれば、低い八双構えからの袈裟切りという事になりますが、ちょっと使わない切り方ですね。

体術的に考えると、手を構えた段階で横面を打ちを悟られてしまいます。しかも、軌道が限定的で、ほぼ使えない打ち方となるでしょう。

初心者に横面打ちの受け方を説明する段階では、肘が開いている方が受けやすいので良いと思いますが、打つ方に悪い癖をつけないために早めに修正すべきです。

酷い場合、打ち込みながら半回転している人もいますが、八双構えから回転しながらの斜め切り・・・という摩訶不思議な切り方になります。剣術的にも疑問点が多すぎる為、修正した方が良いでしょう。

四十肩の改善を!

20150610_211921ただ、肩の可動域が問題で、そのようにしか打ち込むことのできない方もいらっしゃいます。それは仕方の無い事ですが、できれば剣術的な工夫を凝らして頂きたいと思います。

さらに言えば、合気道において手刀は最重要な武器です。日頃から、剣や杖などをゆっくり振りかぶり、背中にしっかりつける動作をすることで、型を柔らかくしてください。

写真の丁度右側の方のようにすると肩がやわらかくなります。もう少し杖先を下げて、肩から肘までが真っ直ぐ立つようにするとよいでしょう。肩が硬い人は頑張りましょう。肩こりも取れますしね。

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