技のかからない時

この日の稽古の内容です。

剣術
素振り1~7、合わせ法1~5、前後振り、転換切り、五狐の剣
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、正面打ち1教裏
目次

正面打ち1教裏

しばらく裏技の研究を重ねてきまして、かなり良くなったと思っておりましたが、まだまだ問題点は多いようです。

最近入会された方で、かなり熱心な鍛錬をされている方がいます。相当耐性もついてきたので、技をかけるのが難しくなってきました。これからが面白いところです。

裏技は特に難しいですね。最近では、全体的な理合いの中での裏技の役割も考えているので、下手にいろいろと工夫ができません。その分、余計に難しく感じます。

実戦的に考えれば、1つの技をかけようと試みたが、技がかからない事態に遭遇した時は、相手を倒すという事にあまり固執せずに、全体の理合いを優先し、理合いに従った動きの中で最もかけやすい技に移行する、というのが良いと思います。

しかし、単体の技をかけるという事にも拘りを持ちたいところです。なんとか思い通りに技をかける能力を高めたいとも思うのです。このあたりのバランスが合気道の難しいところですね。

こういう、技がかからない時が、一番苦しくもあり、楽しくも有るというのが不思議です。どんな技でも簡単にかかるようになってしまっては、それはそれで楽しくないのかもしれませんね。(^_^;)

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