合わせ法の意味

この日も新しい見学者がありました。古武道の経験者ということで、合気道とは通じるものがあるようです。入会されるかはわかりませんが、どのように見えたのか興味を感じるところです。

この日の稽古内容です。

杖術
素振り1~5、合わせ法(左右転換)
体術
体の転換、斜め片手取り1教裏、斜め片手取り3教表、回転投げ、天地投げ
目次

合わせ法の意味

現在、下記のような点を習得するために「合わせ法」を稽古しております。

  • 動作の起こりから終末まで、完全に合わせて動く
  • 相手の勢いを察して、間合いが変わらないようにする
  • 移動してもブレない腰を養う

相手の攻撃を躱して面を取る、というような実戦の稽古をしているわけではありませんのでご注意ください。

稽古の内容を間違えると、やっていることに意味が無くなります。さらに、型そのものも変化してしまいます。合わせ法の稽古ではそれが起きやすいので十分ご注意ください。

合わせ法は全ての技に入れる

002合わせ法で身に付けた原則はどの技でも利用します。合わせ法を理解していると、相手を制するというのは圧倒することでは無い事に気がつきます。

圧倒的に素早く動いて翻弄すること、圧倒的に力強く抑え込むこと、これらのような行動は、かえってこちらの意図しない動きを引き出してしまうものです。

上手くその場を治めるためには、相手の状態に合わせて必要以上にやりすぎない事も重要だと思います。その稽古をしておけば、自分と実力が均衡している人間と勝負しても勝ちを収める事ができるかもしれません。

僕は、そういう武道を追求することで、弱者が身を守る事ができる原理を見出していきたいと考えております。

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