2教の追求

まずは稽古の内容です。

剣術
合わせ法の1・2、一刀法、太刀取り2本
体術
体の転換、立ち技の呼吸法(流れ)、胸取り呼吸投げ、胸取り1教表、斜め片手取り2教(3パターン)、座り技呼吸法
目次

2教は流れでかける

この日はたくさん2教を稽古しましたね。手首が痛くなったかもしれませんが、重要な技なのでどんどん稽古してください。

痛みでかける2教は、慣れるとかかりが悪くなる。よく言われる話です。

最初に習う2教は、要するに手首が捻れて痛いから効くというものですよね。

あくまで手首を極める事で技が効いているわけですから、そこさえなんとかしてしまえば技が掛からないのはあたりまえの話です。

例えば、2教をかけられている間に、もう一方の手を支えに使うなどの工夫をすれば、手首が極まらなくてなって、全然痛くなくなってしまいます。

では、手首が極まらないときにはどうやって2教をかけるかと言えば、呼吸力を流してかけるのが良いと思います。

手首から肘、肘から肩、肩から腰、腰から膝、と順番に呼吸力を浸透させていく感じです。慣れてくると、今どこまで呼吸力が流れているか?というのがわかるようになります。結構面白いです。

ただ、この2教にも問題があって、流れを相殺されるような流れを作られた場合は掛ける事ができません。なかなか難しいやり取りですね。

将来的には、侵入したのがわからないように呼吸力を染み込ませる方法でもあればなぁと考えています。いきなり膝裏にくるような2教ができたら、きっと達成感があるだろうと思います。

そんな日が来ることを信じて、研究と稽古を繰り返していくしかありませんね。

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