初心者の稽古

この日の稽古は、午前中が京都、夜は滋賀で稽古でした。

京都の稽古

天之鳥船之禊、振魂の行、雄叫之禊、雄詰之禊
剣術
言霊の行、禊の太刀、素振り、組太刀の1、変化(呼吸投げ)
体術
正面打ち1教表
杖術
淡路之穂之狭別の行、素振り5本、剣体杖(逆突きから投げ)、剣対杖(上段受け躱しから巻き込み)、剣対杖(逆受け流し転換から締め投げ)

剣対杖の稽古内容は、個人的に型が思い出しやすい書き方で書かせて頂きました。

こういう記録を書いているメリットは、下書き、清書、見直し、と何度も稽古を思い出すことにあります。それによって技のイメージが固まる事もあるし、新しい気付きを得る事もあります。

こういう記録と併せて稽古の動画あったら、のちのち色々と思い出せて最高ですね。普段の武産会の稽古を撮影する許可は頂いているので、もっと積極的に撮影したいと思います。あくまで、支部資料としてですが・・・・。(^_^;)

禊もたくさん稽古しましたが、覚えるのが大変です。(^_^;)

滋賀の稽古

多賀B&G2階での稽古でした。

杖術
素振り5本、合わせ1本
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技正面打ち1教表・裏、正面打ち込み1教表・裏、立ち技正面打ち入り身投げ、座り技呼吸法

行ってみると、参加されたのは初心者の方ばかりでした。そこで、本当に基本的な稽古を中心に行いました。とは言っても、変わったことや高度なことはするつもりは無かったので、ほとんど予定どおりなのですが・・・・。

初心者が体術を稽古する場合は、体の転換立ち技の呼吸法座り技1教裏・表座り技呼吸法の4つで良いと思います。これがしっかりとできるようになるまで、他の事はしなくてもよいくらいです。(審査の都合上それは厳しいんですけどね(^_^;) )

この4つを、固い稽古中心にガッツリと稽古して、そこそこできるようになったら、2~6教への移行方法の稽古や、投げ技の稽古を始めるのが理想的なのではないでしょうか。

もちろん、同時に、呼吸力の向上、感性を高める、体を強くする、という目的で、剣術の基本に取り組む事も重要です。それによって体術の成長が早くなります。これは、今までの指導経験からも明らかです。

僕の実感として、初心者のみなさんも確実に伸びてきていると思います。頑張ってください。

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