まずは、稽古内容です。
杖術
1~21の組杖
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技正面打ち1教表・裏、正面打ち小手返し表、座り技呼吸法
1~21の組杖
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技正面打ち1教表・裏、正面打ち小手返し表、座り技呼吸法
目次
小手返しの掴み方
「小手返しをさっと掴むにはどうすればいいのでしょう?」たまに聞かれます。
簡単に言ってしまうと「手首の細いところを締める」という取り方が良いと思います。
咄嗟に決まったように掴むのは至難です。しかも、効果もそれ程ではありません。そこで、相手の小手を返す上で最も邪魔になる部分を崩してしまうのです。
小手を返す事を邪魔するのは手首と肘
小手を返されないように我慢される場合、まずは手首で我慢してきます。
手首は意外と強いのです。仮に返すことができたとしても時間がかかってしまうと隙だらけになります。これでは小手返しをする意味が無くなります。
そこで、未だ相手の力が入りきらないうちに手首を締めてしまうと楽になります。
手首を締めた方が良い理由は、手首で耐える余裕を削る為です。
まだ、はっきりと構造を掴んでいるわけではありませんので答えを明言する事は避けますが、僕の考えが正しければ、手首を締めると手首で頑張るという意識が無くなります。(他に崩れが生じるので、そちらに集中してしまうはずです。)
脱力されるケースも
頑張らずに脱力されて流されるケースもあります。
これも、手首がしっかり締まっていないから、手首の稼働域が死なず、肘の可動域も確保されて、型や胴体に響かないという状況です。(呼吸力の効果は無視して書きます)
ところが、手首が十分に締まってくると、肘関節だけでは回転を吸収できなくなり、上体の崩しに繋げる事が可能となります。
慌てて、勢いまかせの稽古をせずに、まずば、末端から丁寧に締めていく事が大切です。丁寧に稽古してみてください。
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