昇級審査の真似

この日は、非常に寒かったです。年始から体調がすぐれず、あまり良いコンディションではなかったのですが、あまりの寒さにさらに具合が悪くなりそうでした。体育館のような場所で稽古していますので、足の感覚が鈍ります。そんな時は、畳はあったかいな~と感心してしまいます。

さて、この日の稽古は、昔から参加してくれている人ばかりでした。

事情があって京都の稽古に参加できないO君から、『昇級審査とか昇段審査ってどんなものなんですか?』と聞かれたので、あれこれ説明していました。

P1030826説明しているうちに、審査の雰囲気を味わってもらうために、同じように審査をやってみようということになりました。

はじめは、体験してもらうだけのつもりだったのですが、途中から、審査には重要な役割があることに気がつきました。

その役割とは、 私は、しっかり指導できているのだろうか? を知ることです。(凄く自分本位な結論ですが・・・)

稽古内容にやや偏りがあるように思いました。十分に稽古している型と、それほど稽古していない型が存在します。

稽古していない型は、すっと出てきません。なるほどな~ と勝手に1人で納得していました。

これからは、たまーに審査のまねを稽古として入れようと思います。もちろん、技の評価は難しいので、型が出てくるかどうかが基本になります。

これを行えば、私自身の指導の偏りをなくすことができると思います。

ただ、私は、2・30年は、呼吸力(圧力?・気?・気組み?何と言えば良いかわかりませんが)を高めることを必死にやるべきだと思っています。そうしなければ、私の師匠のような圧力は出せません。

昔、受け身をしている時にずっと思っていましたが、他の人の技と師範の技では、間合いにおける空気というか、近寄り方というか、感じる圧力がまったく違うのです。

なんというか、面で責められる感じです。他の人のは、点で責められるので、強くてもかわせます。圧力の質が違うのでしょうか?

ちょっと、話がそれてしまいましたが、私は、まずは、あの圧力を身につけるべきだと思うのです。

その為、私が普段稽古する技は、師範から圧力をより強く感じた技が多くなってしまいます。

申し訳ないのですが、多少の偏りはご容赦くださいね。

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