受け身について

この日の稽古は、剣が多めで体術がやや短くなりました。

剣術
素振り・五狐の剣・気結びの太刀
体術
体の転換・立ち技の呼吸法・一教・入り身転換投げ・座り技呼吸法

気結びの太刀

合わせの1~4が一連になったものです。基本的には合わせの太刀だということになります。

相手に合わせる為に、動作が適当になったりしないようにきちんと動いてください。

入り身転換投げの受け身

体術では、入り身転換投げの受け身がポイントでしょうか?まずは、僕の受け身に対する考え方を書きますと、あまり受け身を取る練習をする事は好きではありません。

その理由は2つあって、1つ目は自分の考えです。

受け身は、技を受けてしまうべきで、積極的に回避するべきでは無いと思うのです。(あくまでも個人的意見です。)

技を受けてしまう受け身がうまいということは、実践の場においても相手の技を無効にする効果を持ちますし、一歩進めて、相手の技の本質を見抜く事にも繋がると思います。

2つ目は実体験です。

私は、樋口師範の技に対して、事前に反応して受け身を取るというような器用な受け身ができませんでした。その為、たいていは本当に投げられていただけでした。

本当に投げ飛ばされると、びっくりして感動します。それが面白くて、技を受けてしまう受け身が好きになりました。実は、こちらの方が理由としては大きいです。

技によっては積極的な受けを

このように、技を受けてしまう受け身を肯定する私でも、入り身転換投げについては、積極的な受け身の稽古をしておく方が良いと考えています。

この技は、受け身がしっかりしないと稽古そのものが難しくなります。誤解や嫌気、勘違いなどに繋がってしまいます。それを防ぐ為にも、まずはしっかり型を覚えて、受け身をしっかり覚えてください。

技のイロハはそれから一緒に勉強しましょう。では、個人稽古頑張ってください。

————- 2015.1.3 追記 ——————

今でも積極的な受け身については、あまり肯定的な感覚は持っていません。積極的というのは、回避的な受け身という事です。技に掛かる前に、掛かったふりをして逃げてしまう受け身と言えばいいのでしょうか。実はこれ、もの凄く多いです。特に飛び受け身をバンバン稽古しているような人に多い気がします。そういう人は、もう半テンポ遅れて受け身を取る事ができれば、かなり技の効果が理解できると思います。もちろん、リスクと恐怖は増えますけど・・・ (-_-;)

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