技のイメージを考える

座り技 正面打ち込み一教
杖術
31の組杖の12まで
体術  
体の転換、立ち技の呼吸法剱持、一教表裏、呼吸法
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切り落としの1教

座り技今回の稽古では、相手の腕を握らず、切り落として抑える一教を稽古しました。

相手の腕、手首をしっかりと掴む事は重要な基本ですが、掴んでしまうと見えなくなってしまうものも存在します。

そこで、腕を掴む事を一旦放棄して、相手の腕を切り落とす一教を稽古しました。

むすびが見えなくなる

腕を掴むことに意識が向きすぎてしまうと、むすびがわから無くなってしまうような気がします。むすびは技の中で大変重要な働きをしているケースが多いので、常に意識しておきたいものです。

一教は、腕だけを持って技をかけるものですが、抑えるのは相手の腕だけでは無く、腕を通して上体全体が下がるように抑えます。そして、上体を全体を抑えるためにむすびが活用されていると思います。

具体的には、腕を掴んで上体全体を抑えているというイメージと意識を持って技が施されます。普通に、腕に対して縦に力を加えて抑えるのではなく、水平に力を出しながら抑えていくイメージでしょうか。

もし、イメージがしづらかったら、普段の稽古で養っているイメージを応用できないか考えてみましょう。

例えば、杖の抑えなどはどうでしょうか?杖の端と3分の1くらいの部分を掴んで、相手の杖を打ち落とす型がありますが、あれをゆっくり応用します。

杖を腕にみたてて抑えるイメージを持てば、かなり体全体を抑えるイメージの参考になると思います。

もちろん、イメージの方法は皆さんの自由です。実現したい内容に合わせて、自分自身のイメージを固めるようにしていただけると良いと思います。

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