正面打ちに合わせる|審査日でした

正面打ち

午前中は京都で昇級審査でした。まずは、皆さんお疲れ様でした。個人的には、なかなか良かったと思います。

全員合格できたことと、内容も悪くなかった事が嬉しかったです。時間が少ない中で、よく仕上げてくれたなと思う人もいました。

ちなみに、夜の滋賀支部のでの稽古は次のような内容でした。

剣術
素振り1~7、合わせ1・5
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、斜め片手取り4教、2教表・裏
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審査の反省点について

審査でスムーズに行えなかった技、勘違いした技などが有れば、早いうちに確認しておきましょう。

審査の日の滋賀支部での夜の稽古では、審査の反省点を確認できるように考えております。

疑問点があれば、できるだけ早いうちに解決しておくのが得策です。後日・・・と考えていると、反省点がわからなくなってしまいますから、自分なりにすぐに確認する姿勢は、後に大きなプラスになるでしょう。

全体的に気になったのは

正面打ち正面打ちを待ってしまう点」が少し気になりました。しかも、片手で簡単に受けてしまっています。

正面打ちをその場で受けるというのは、剣術的な視点で見れば、切りこまれた太刀を頭上でスッと受けようというものです。自分の剣が折れても、相手の剣が折れても、たぶん打ち込まれた方が危険です。

何の工夫も無しに、簡単に受ける事は出来ないでしょう。

そういう事をして良いのは、折れない剣を持っているか、その場でスッと勢いを殺すことができる技術を習得した達人のみです。

そういう技術を習得しているという前提条件付きなら、相手を引き寄せることができるという点で、大きなメリットがあります。そのため、そういう受けは絶対にダメだとまでは言いませんが、稽古するなら、威力の面をきちんと考える必要があります。

要は、攻撃の遠慮に付け込んだいい加減な受け方を使わないようにという事になります。

振りかぶりのタイミングに合わせて相手に入っていく事が必要です。仮に、遅れる事はあったとしても、合わせようとする稽古を心がけて頂くと良いと思います。

日頃から癖をつけておけば、審査や演武の場で勝手に表現されるので、技が活きてくるようになります。

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