この日の稽古の内容です。
杖術
素振り16~20、淡路の穂の狭別の行、縦の合わせ、31の組杖13~21
体術
立ち技の呼吸法、片手取り1教、突き入り身投げ
素振り16~20、淡路の穂の狭別の行、縦の合わせ、31の組杖13~21
体術
立ち技の呼吸法、片手取り1教、突き入り身投げ
素振り・陰陽進退
最近では、京都の稽古に合わせて、31の組杖の稽古に焦点を定めた稽古を重点的にしてきました。おかげさまで、ある程度の型は身に付ける事ができました。
しかし、やはり素振りや基本の稽古の積み重ねが重要で、そのレベルの向上が31の組杖の質に繋がる、と考えるのが僕の基本姿勢です。
例えば、直突きに対する返し突きという単純な技術(素振りの1・2)で考えてみても、基本技術のレベル向上の重要性が浮き彫りになります。
必ず突き込める素早い突きが直突きの役割ですし、それに対応して突き込むのが返し突きの役割です。つまり、直突きのレベルの向上に併せて、より高度な返し突きの方法が必要になります。
仮に、直突きのレベルが低いままだったら、どんなに厳しく稽古しているつもりでも返し突きの技術の向上も遅れるだろうと予想されます。基礎の技術の向上こそが、それに対応した技術の習得に欠かせないのです。
もちろん、型を覚える必要はありますが、型は一つ一つの動作の集合体だというのを忘れないようにしたいと思います。決して型そのものを覚える事が目的になってしまわないように気を付けて指導したいです。ゆっくり進んでまいりましょう!
コメント