まずは、この日の稽古の内容です。
合わせ1・2、組太刀の2、変化(剣の理・体の理)、太刀取り
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、片手取り1教(表・裏)、座り技の呼吸法
さて、今年もあとわずか、実施的には剣術の稽古はこの日で最後となると思います。(もちろん、道場での稽古という意味です・・・・。個人稽古は毎日しておいてください。)
今年に入会された方でも、それなりに剣を振れるようになりましたよね。
繰り返し稽古も出来たと思いますから、自分なりの剣術感というものが出来てきたのではないでしょうか??
年末ですから簡単で良いので木刀を磨いてください。ひび割れやへこみの確認も行ってください。
もし、木目に沿った亀裂などが生じている場合は後の稽古の事故に繋がります。素振り用に回して新しい木刀を準備してください。
道具の管理はとても重要です。
単純なのに深いなぁ
太く重いものから、もの凄く軽いものまで、用途に合わせて6本所持していますが、どれを見てもいつも思う事があります。
『それ程複雑なものではないのになぁ・・・』です。
そもそも、振りかぶって振り下ろすか、突くか、真剣に考えても多くの使い方があるわけではありません。
なのに疑問は山程湧いてきます。
- どうしてこれが上手く振れないのか?
- どうして流派によって違うのか?
- 武器なのか?盾なのか?
- 切るものか?突くものか?
そもそも、剣を研究して何を目指しているのかよくわかりませんが、とにかく研究するのが面白い。
だんだんと変化していく剣に対する考え方が面白いです。
はじめたころは何も考えておりませんでした。ただ、素振りを必死にやっていました。
しばらくして、合気剣というものを意識するようになってきました。体術から理解する剣と言うところでしょうか・・・。
その後、剣の鍛錬の副産物(呼吸力)を強く感じるようになりました。
これが体術でかなり重要な要素になる事も同時に認識するようになります。
そして、剣術から体術が・・・ という現在の流れに至るようになりました。
僕の剣術修行はまだ17年です。これからどのようになっていくのかわかりませんが、頑張って研究していきたいと思います。
そして、私の辿り着いたところまでは、皆さんに3分の1の時間で来てもらう事が出来るように、良い方法の研究にも力を入れていきたいと思います。
そんな良い方法があるかわかりませんけども・・・・・・・ (-_-;)
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