彦根道場 道場開き

前回の夏の彦根講習会が終わったあと、ちょうど彦根道場が場所として使える状態だったので、そこで懇親会を開きました。

その時に「今後はここを中心に活動していきます。」

と皆さんにご報告することができたのですが、特に、なんらかの行事を行ったわけではありません。

そしたら、大変ありがたい事に、樋口師範から「道場開き」をしていただけるとのご連絡を頂きまして、7月2日に道場開きを行って頂く事ができましたので、今回はそのご報告です。

ご参加いただいた皆様、お忙しい中お集まりいただきまして誠にありがとうございました。

今後、当会が大きくなるのか、小さくなるのか、その点についてはわかりませんが、新たな気持ちでスタートを切る事ができると思います。

やはり、プロとして、深く合気道を研究したいという思いが強かったので、それが可能な環境を作りたいと思っていたのが半分叶いました。

まだ、完全に自分をプロ化することができておりませんが、その為の大きな一歩を踏み出したと思います。

もちろん、週数回、体育館などを借りて行う稽古も良いですし、手を抜いてきたつもりは全くないのですが、環境が自分に与えてくれるヒントが比べものにならないのが良くわかります。

自分自身の成長とともに、皆さんが自分の思う武道研究ができるように、良い道場の運営を心がけてまいりますので、よろしくお願い致します。

目次

樋口師範が開祖のようだった

樋口師範祝詞を奏上いただき、片山師範道文を奏上頂きました。

お二人は私の師なので、揃って道場開きをしていただける事、こんなに嬉しい事はありません。

いつもは、内容もわからずに聞き流している祝詞も、最近の勉強の成果から少しは内容がわかるようになった気がします。

あくまで、知っている言葉が多くなったというのが正しいレベルです。(^_^;)

少し意味がわかったからのかもしれませんが、樋口先生が開祖のように思えました。

DSC_0035私も、奉納演武で禊の太刀をさせて頂きましたが、いつもとは全然違う気持ちで演武をさせて頂きました。

人に見せるでは無く、破邪の気持ちと浄化の気持ちを持って、これからこの道場が真っ直ぐに道を進める事を祈願して行う神事の太刀は、普通の演武とは似て非なるものです。

その日までの禊の太刀の稽古では、気合や拍子、気迫なども考慮して稽古しておりましたが、当日は、なぜかそのような事が気にならず、周囲にも気が向かず、自分の気持ちだけが存在するような不思議な感覚に支配されました。

最後の突きが終わった途端、急に現実に引き戻されて、いきなり緊張が高くなったのを思い出します。

熊本道場の先輩からもお祝いの電報を頂きました。

熊本道場道場長の廣田さんは、大学合気道部の先輩であり、合気道部の創部者でした。

廣田さんの存在が無ければ、樋口先生との出会いも無く、もちろん滋賀道場の存在も無かったと思います。

機会があれば、いろいろな手助けをしてくださる優しい先輩です。

ありがとうございました。

道場開きの式終了後は直会

式の終了後は直会で酒宴となります。

いろいろな人からお祝いの言葉を頂きました。

皆さん本当にありがとうございました。

おかげさまで、植芝盛平翁が創始した合気道とは何かという点を模索しながら、本当の研究に打ち込む事ができそうです。

その研究の成果を、忙しい皆さんに効率よく還元していく事こそ私の役目なのだと思います。

稽古に参加されている皆さんに、凄いものを習っているな・・・、面白いな・・・、と思って頂けるように、しっかりと稽古を重ねてまいりますので、今後とも、ご協力のほどよろしくお願い致します。

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