鍔迫り合いの重要性・呼吸力の養成

京都での稽古でした。

剣術
素振り1~7、合わせ1~5、組太刀の5、組太刀の5変化(2本)、横面打ち四方投げ(剣の動きを使って)
杖術
横の合わせ、縦の合わせ(陰陽進退)、31の杖素振り

あと、個人的に剣対杖7本を教えて頂きました。

鍔迫り合いの重要性

20131016_205556合気道の剣術の中で5の組太刀というのがあります。

この組太刀の中には、鍔迫り合いに持ち込んで相手に圧力をかける部分があるのですが、実際の組太刀映像を見ても、それ程この部分を重視しているようには見えないので、さらっと稽古しがちです。(左は、鍔迫り合いに入る前の写真です。京都の写真が無いのでイメージ写真です。)

しかし、変化の稽古をしっかり行う前段階として、適切な鍔迫り合いへの導入はとても重要だという事がよくわかりました。

そもそも、剣術においては相手に付くという感覚はとても重要で、どのように間合いを詰めていくのかを研究しておくことは必須です。

通常は、外や内からの入身で入るのが合気道らしいのですが、鍔迫り合いでは躱して入るわけでは無く、呼吸力を十分に利用して相手に迫る形になります。

つまり、入身とは言えないのかな?? いや、やっぱり言うのかな?? (-_-;)

定かではありませんが、とにかく鍔迫り合いは重要なのです。

呼吸力がまず重要

鍔迫り合いでは、いわゆる腕力で押し入ろうとすると、ただ押しているだけになります。

腕力で相手を攻めた場合、力が直線的に一方向にしか進まないので、相手から力が外れてしまうのは良くあることです。これは、自分に隙を作ってしまうため大変危険だと思います。

では、どうすれば良いかといえば呼吸力を養うことです。

呼吸力は直線にも曲線にも出せます。粘り強い力で、筋力に比べて速度コントロールがしやすくゆっくりと相手を侵略することが可能です。

結局、合気道ではこの『呼吸力』が無いと始まらないのですよね。

この力を養うにはある程度時間が掛かるので、合気道が後半強くなると言われる原因だと思います。

まあ、短期で伸ばす方法も何となくわかってきましたが、それは仮説なので非公開としておきます。

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