素振り6~10、陰陽進退、31の杖(13~21)素振り、31の組杖(13~21)
体術
体の転換、斜め片手取り1教表、横面打ち腰投げ、呼吸投げ
型どおりに稽古すること
稽古をしている際には、相手の隙を見つけ、そこを攻めていく事が大切です。
と書くと、人によっては ???? となるのでは無いでしょうか?
おいおい、約束稽古なのに隙を見つけて攻撃していくと言ってもねぇ・・打つとこ決まっとるがな・・ とか思いませんでした? (^_^;)
個人的には、ここでの意識の持ちようこそが、武道とダンスの分かれ目かもしれないと思います。
隙が無いなら攻撃しない
稽古の際に、次に攻撃しなければならない箇所がしっかりガードされている事(または角度が悪くて見えない)が有ります。たいていの場合偶然です。(^_^;)
この時、型稽古なのだから攻撃していけば型どおり対応するだろう・・・ と、相手の状況など無視して攻撃してしまっていませんか?
攻撃される方も、攻撃者のそんな事情など気にもせず、型の完成を目指して次の動きに移行しているのではないでしょうか?
この時の対応がとても重要かもしれません。
攻撃する方は、次の攻撃箇所に隙が無く、打ちようが無いなら、型の流れ優先で攻撃をしてしまう事を避けるべきだと思います。具体的には、ただ、辞めておくだけで十分だと思います。
こうすれば、受け手は、攻撃者がどうして止まったのか知る事ができ、次の稽古に活かすことができます。
稽古を継続させるためには、受け手は、攻撃者の立場に立って自分の隙を示していく必要が有るでしょう。つまり、わざと隙を作りだして見せるという事なのですが、話はそれ程単純でもありません。
他の部分は物理的、心理的に打ち込めず、型どおりの箇所を攻撃する事が適切だという状況を作る必要が有ります。相手の攻撃を潜在意識上導く訓練と言えば良いのでしょうか・・・。
このような稽古は、お互いが目的意識を高めていなければ成立しません。型どおりに動く事に気を取られていたら、重要なところは無視されてしまいます。それでも、結果として型は表現されてしまうため、両者は同じような見た目で存在してしまうのです。
ここがダンスと武道の分かれ目かもしれません。合気道はどっちにも仕上がってしまう怖い武道だと思います。
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