31の杖素振り

まずは、稽古の内容から報告です。

杖術
31の杖素振り、31の杖組杖1~12
体術
体の転換、座り技諸手取り呼吸投げ、正面合わせ一教表裏、立ち技正面合わせ一教表裏、座り技呼吸法
目次

31の杖素振り

本日は、31の杖の素振りを全部覚えてもらおうと思いまして、ある程度知っている人を前に、それに合わせて一緒に何度も素振りしてもらう稽古をしました。

既に覚えている人は、別に組杖の稽古です。

IMG_20160420_194739素振り組が、偶然女性ばかりになりました。その光景を見ていたら、なんとなく、昔のお屋敷警備の女性部隊が稽古をしている時ってこんな感じなのだろうか・・というイメージを覚えました。

型を覚えるまでは、何人かで一緒に稽古してもらえると習得が早いと思います。

写真の右側の方では、31の組杖の12までを稽古していました。

途中で、素振りを覚えてもらっている人に見てもらったりもできますので、習得度に合わせて違う内容の稽古をするのもなかなか良いものです。

31の杖素振りのポイント

素振りの際のポイントは、どこを打ったり、突いたりしているのか、という点をハッキリさせながら稽古する事です。もちろん、杖のどこを使って攻撃しているのか、という点を含めて意識してもらうと良いと思います。

それがわかったら、次は、組杖の中でどのような意味を持つようになるのか、をきちんと押さえてください。

31の杖の素振りの中には、あまり無駄な動作がありません。

例えば、杖を返している動作でも、単に持ち替えて構えなおしているのではなく、相手の攻撃を打ち払っている動作だったりします。こういう動作には、横移動などの体捌きを加える必要も生じてきます。

常に相手をイメージして稽古することによって、一人でも組杖が可能になるのです。その為には、具体的なイメージを伴った稽古を日頃から意識しておく必要が有ります。

組杖の素振りは、素振りの稽古ではあるのですが、もはや素振りの段階の稽古では無いのです。相手のイメージを持って、具体的な技の稽古をしていただければ素晴らしいと思います。

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