昇級審査前に稽古するなら

一教 裏

さて、審査まであと少し!だいぶ仕上がってきた人、やや心配な人、みんな頑張っています。

この日は、さすがに自習のような稽古になりました。(-_-;)

武器技・体術 自分の心配、苦手な部分を確認する
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膝行・手を開く・足捌き

この記事のアップは、審査も終了後になってしまったので、いまさらな部分はありますが、審査前の取り組み方を1つアドバイスさせて頂きます。

審査の直前に型を整える事ばかりに注力しても、それ程効果は望めないものです。

1教裏こればかりは、自分一人で稽古してもなかなか上達しませんし、特定の相手と審査が受けられるわけでは無い為、誰かと呼吸を合わせておいても役に立たない可能性が有ります。

それよりも、スムーズに動く、呼吸力を出す、動きをしっかり作る、など、覚える事では無くて、調子を上げておくことをやる方が良い効果を生みます。

例えば、「膝行」は毎日一定の量をやる事でかなりスムーズなものになりますし、手を開いたり、呼吸力を意識することは、一人でも十分向上が可能です。

これらのものは、一気に稽古日にやるより、毎日少しずつやった方が効果があがります

これらの、土台の部分が僅かでも向上すれば、技のできは、ぐっと良くなります。少なくとも、見た目にスピード感や力強さが出ますし、不安もいくらか解消されると思います。

あとは、頭の中を整理しておくことです。技と攻撃方法を中心に整理しておき、順番に技を思い出せるようにしておきましょう。

必ず、「攻撃方法+技+表裏」の要素を省かないように覚えておきましょう。その上で、まず攻撃方法と技を変えて、カテゴリー分けされた形で頭に入れておくと引き出しやすくなります。

焦った場、緊張する場、では思考が飛んでしまいます。しかも、体は得意な動きをしようとしますから、自然に任せておくと、同じ動きばかりしてしまい、多様な技など出しようがありません。

焦った時に、技を引き出しやすくする工夫こそが、自分なりに引き出す構造を決めた覚え方です。是非、準備しておくようにしてください。

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