まずは、稽古の内容です。
剣術
素振り1~7、その他
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、3教表裏、小手返し(3種)
素振り1~7、その他
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、3教表裏、小手返し(3種)
目次
崩れ方を確かめてみる
ちょっと、2人一組でやってみて欲しい事があります。
まず、木刀を一本用意してください。
次に、一人が、切っ先を斜め上に向けた状態で、柄の部分を、手のひら、指などが全部ぴったりと引っ付くように握ってみます。(右手を上にして両手で掴んでください)
上手く握れたら、次の注意点を守ることに努力してください。
- 剣を掴んだ人の握りが極力崩れないようにしてください。
- 剣を掴んだ手はそのままの高さで維持してください。
OKですか?
では、今度は、上記の注意点を必ず守りながら、もう一人が、切っ先の部分を下に向けて下げていきましょう。木刀を掴んでいる人の上の手(右手)の甲の方から回して下げます。
剣を下げる人は、相手の握りやすさを考えながら下げてあげましょう。回し終わると、斜め上を向いていた剣先が、そのまま斜め下に向くという事です。
正しくできていたら、木刀を持っている人の左肩が上がり、体が崩れた状態になりますよね。これ、立ち技の呼吸法の崩れた時と同じような状態です。
必要な事をハッキリさせる
これで、技の要素は掴めました。
自分の腕をどのように動かしたら、木刀を下げたのと同じ崩れ方になるのかわかりそうです。
また、注意点も掴めました。握りが崩れてしまうと動きの伝導率が悪くなるという事ですね。
どのくらいの動かし方までなら、相手が掴みを維持できるのかを考えながら稽古をする必要があるようです。
これは、結びが上手い程無理な動かし方が可能になるはずなので、自分の結びの力量と技、相手の状態を調和させる必要が有りそうです。
とにかく、結びが重要ですね・・・・・・。
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