まずは稽古の内容の報告です。
剣術
合わせ1~5
体術
手解き、体の転換、立ち技の呼吸法、横面打ち5教表、横面打ち四方投げ、両手取り呼吸法
合わせ1~5
体術
手解き、体の転換、立ち技の呼吸法、横面打ち5教表、横面打ち四方投げ、両手取り呼吸法
目次
横面打ちを導いてみる
少し前に「導く」という発想をテーマにブログを書きました。(この記事「「導く」という発想」です。)
この「導く」を、個人的に色々な形で稽古しているのですが、やはりなかなか難しいものがあります。
十分に導けない時はダメージを受けますね。この日の稽古中も何度か受け損ねていました。(^_^;)
ある程度上手くいくときと、全く上手くいかない時、この2つの違いはどこにあるのだろうかと考えてみました。
失敗していたのは「柔らかい受け」の時
失敗していた時の状態を思い出してみると、「単に柔らかい受け」になってしまった時のようです。
相手の攻撃を迎えに行って、攻撃の到達点を自分の思う場所に導きたいわけですが、迎えに行って触れる際には、だいたい柔らかいタッチになると思います。(必ずしも柔らかい必要は無いと思いますが・・)。
ところが、柔らかいタッチに気が行き過ぎて「迎えに行って導く」というプロセスを忘れ、ショックを吸収するクッションのように受けてしまった時に失敗していたようです。
クッションになるとはいえ、相手と向かい合ってしまっていますし、単に自分に到達するまでの勢いを殺しているだけの状態です。勢いの殺し方が不十分なら、もちろんダメージを負う事になります。
目的はあくまでも「導く」ことであって、柔らかいという事では無い、という点を自分に言い聞かせながら、稽古していく事が重要なようです。
コメント