まずは稽古の内容からです。
素振り11~15、合わせ法、組杖3
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、諸手取りの1教、四方投げ
受け身側の役割の重要性
有効な技術を身に着けるという事を考えた時に、受け側の役割の重要性はもの凄く高いものがあります。
受け側が稽古に際して考えるべき事は非常に多肢に渡るでしょうが、一番重要な事は仕手を稽古させるために、受けがしなければならない事は何だろう?と考える事です。
ダメだと思う受けの方法
受け方には色々な方法があります。その中でも、ありまり良くないだろうと考える受け方には共通点があります。
- どの技においても、いつも相手から逃げて一切技に掛からない受け
- どの技においても、いつも頑張って一切技をかけささない受け
- どの技においても、いつも相手に抵抗する事無く、力を抜いて、されるがままに素直に動く受け
道場で自分が行う受けが、どれかに該当していませんか?(^_^;)
上記は例示なので「どれにも該当しないよ。自分はこのように受けている・・・」と考えた人の中にも危ない人はいるかもしれません。
要は、相手が習得している技術を考慮しない姿勢が良くないのです。
仕手を成長させる気が有りますか?
言葉にすると、なんとなく厳しく見えますど、要は親切心を持っていますか? という事です。(^_^;)
受け手は、稽古する際に「この稽古の中で重要な学びは何だろう?何を稽古しているのだろう?どういう受けを取れば仕手が正しく学べるだろう?」と考える事が重要です。
仕手が学ぶべきことを、受けがしっかり理解して、学びやすいように受け方をしてあげる必要が有るのです。
例えば、突きに対して体を捌く稽古であれば、相手の力量の限界くらいの鋭さの突きを出してあげる事などです。簡単すぎても、難しすぎても稽古にならないのです。
その判断は、指導者の意図とずれるかもしれませんが、それはそれで良いのです。どうしてもズレている場合は、指導者の方で修正すると思いますし、意図とはズレていても、習得できるものがあれば無駄にはなりません。
一番最悪なのは3.です。(^_^;)
3.は、仕手が全く上手くできてなくても、それに従って受けを取るわけです。つまり、構造上、仕手を成長させない受けを取っていることになるのです。双方がこれをやりだすと、お互いの足の引っ張り合いとなります。
上位のものが受けて導けたら理想的
上位のものが受けを行って、下位のものを導けたら理想的なのでは無いかと思います。
受け身から技を理解するという事です。合気道本来の稽古形態とは、少し異なってしまいますが・・。(^_^;)
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