攻撃に合わせる

正面打ち 受け

まずは、この日の稽古内容です。

剣術
素振り1から7、合わせ法1
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技正面打ち1教表、入り身、座り技呼吸法
目次

正面打ちの稽古

20150726_203233正面打ち(相手に打たせる方)の技の稽古をする際には、振りかぶってしっかり打込む稽古を基本とします。振りかぶりに乗じる稽古をする必要があるからです。

相手が振りかぶっている拍子を無視してはいけません。その拍子中にどれだけの事ができているのかで、技の形が全然違ってきます。

 

振りかぶり始めから頂点までに対応すると良い事だらけ

例えば、正面打ちの1教の場合、①相手の打ち込みを受けて、②その手を押し上げつつ1教に持ち込む光景をよく目にします。これは、相手が「振りかぶり→止まり→振りおろし」といプロセス中の、振りおろし段階での光景です。

相手の手刀は、頂点から下に向かって勢いよく下されます。そこを受け止めて、少し方向を変えて技に移るのですが、通常であれば、受け止めた際に強い力とぶつかっており、かなり重いはずです。

ところが、振りかぶりはじめから頂点までの間に相手に対応できれば、相手は腕を振り上げただけになります。つまり、重くなくなるのです。

ですから、振りかぶっているのを見ていてはいけません。どうしても受ける必要があるなら、少しでも頂点に近い場所で受けるべきです。

武器技の合わせ法や、体術の稽古では、このあたりの出るタイミングの感を養っていると思います。

上手くできなくても良いのです。要は、そういう意識をしっかりと持っているのかという事が大切です。不可能に近いような事でも、ずーっと意識していると、多少はできるようになるものです。しっかり意識して頑張ってください。

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