杖術独特の問題

この日の稽古は次のような内容でした。

杖術:素振り少し、陰陽進退、組杖術の7、杖による投技
体術:後ろ両手取りの一教、小手返し、座り技の呼吸法

すみません。体術の稽古内容を結構忘れてしまいました。

書くのがちょっと遅かった (^_^;) 申し訳ありません。

えーーーと、ちょっと思ったことがあった日でした。

剣術と杖術の決定的な違いって? と考えてみると『触れるかどうか』という点を上げることができます。

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そのため、突く、叩く、打つ、等の攻撃方法も大切ですが、相手に杖を掴まれてしまった時の対処もとても重要でしょう

もちろん、掴ませなければ良いという意見もあるでしょうが、実際の問題としてそれはなかなか難しいのでは無いかと思います。

そこで、合気道には、相手に杖を掴まれた時の型があり、それも稽古するのです。

ただ、僕自身はあまり習ったことがありません。杖取りならいくつか習っているのですが、逆の方はあまり稽古した記憶が無いのです。

しかも、何故か重視したこともありませんでした。なぜなのだろう・・・・??

で、気が付きました。 (^o^)v

それは、不意にガシッと持たれてしまったらどうするか?? という状況設定をした時に腑に落ちたのです。

この状況って、ガシッと持たせて杖取りの稽古するのと何ら変わりません

杖を取らせずに投げる型は別ですが、①しっかり取らせて投げるのと、②杖取り、は根本的には同じことをやっているのです。

僕からすれば、相手に杖を掴まれた時でも杖取りのどれかで対処すれば良い、という思いがどこかに有ったのだと思います。

だから、杖を取られた時の技をあまり気にしなかったのでしょう。そんな自分の深層心理に気がついた日でした。

杖の稽古は、見たことが無い人が多いのではないでしょうか? 実は、合気道をやってみようと思ったきっかけの一つになったのがこの杖術でした。

僕には棒術に見えたのですが、あんまり見たことが無かったので、もの凄く珍しく思えたのです。興味を持った方は是非体験してみて下さい。

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