一教は脈部を掴む

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座り技1教表各種、2教への移行

8月9日分のブログを飛ばしてしまいましたが、稽古内容と注意点が同じなので、まとめて書いておきたいと思います。

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1教表の注意点

20150726_2032331教表では、相手の脈部と、肘を掴みますが、特に脈部の取り方がとても重要です。

ポイントを一つしておきます。

相手の、肩から肘までの部分が垂直になるまで、十分に押し上げてから、手首を掴むようにします。

写真では、少し早いという状況です。もう少し押し上げてから、掴むタイミングが来ます。もちろん、どうしても無理なら仕方がありませんが、できるだけ相手の腕を立てるようにさせましょう。

理由は簡単で、相手の腕を押し上げていくと、腕が垂直になるくらいの位置で、相手の脈部が上を向くからです。

1教の掴みにおいては、脈部を掴むというのがとても大切です。脈部を掴むことができないなら、3教へ移行すべきだと言っても、言い過ぎではないだろうと思います。

もちろん、何事にも例外はありますし、いろいろな原理が存在するとは思いますので、脈部を掴まない1教が存在しないとは言いませんが、そのような高度な技は、基本を十分にマスターした後に訓練すべきです。

何故脈部を掴むのが大切かを考えてみてください

考えてみて欲しいのですが、脈部を掴んで技をかけると、つまり、何がどうなって、どうなるから、1教がかかるのでしょうか?

逆に、1教がかかった状態とは、何がどうなっていて、そのためには、どこがどうなればいいのでしょう?

こんな視点で技を考えてみてください。技のマニュアル本や、方法論を読むよりもずーーと得ることが多いはずです。

地味ですけど、何かに気が付いた時にはとても嬉しく感じる事ができると思います。ぜひ、自分なりに考えてみてください。たぶん、脈部大事だな・・・と思っていただけると思うのですが・・・(^_^;)

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