飛び受け身の稽古

剣術
素振り7本、合わせ法の5
体術
体の転換、飛び受け身の稽古
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体育館での稽古

工事が行われる都合で、鳥居本中学校の武道場が8月いっぱいまで利用できません。

代わりに鳥居本小学校の体育館での稽古でした。小学校に畳はありませんが、代わりに柔らかいマットがあります。そこで、前半を武器術、後半をマットを利用して飛び受け身の稽古をしました。

こういう時に武器技の存在はありがたいです。畳を使う必要がありませんから、広ささえあれば、どこで稽古しても同じように稽古できます。

体術は、40分くらい飛び受け身の稽古をしたので大変だったと思います。体が痛くなった人もいるかもしれません。(^_^;)

でも、そのかいがあって、みんな本当に上手になったと思います。まだまだ、畳の上では難しい部分も有ると思いますが、徐々に対応していけるのではないかと思います。

受け身の注意点

受け身をする際には、次のような点を注意しましょう。

  1. 実際に必要なのは、アスファルトレベルの硬さの地面で使う受け身の技術
  2. 手足などの末端、肘・膝などの角、頭、この3つを地面に打ち付けない事
  3. 極力、安全性の高い受け身を利用できるように相手の投げを殺す事

特に、2番目の失敗については、マットや畳の上では認識できません。

手のひらを打ちつけて、良い音がして気持ちよく受けができた! くらい、逆方向の認識になりかねないのでご注意を。(^_^;)

どうしても飛び受け身が必要な場合は、扇型に飛ばないように気を付けましょう。

20131117_205224_15前回り受け身の延長上として、まっすぐに飛んで受ける場合には、着地点を分散させることができるので、末端を地面に打ちつけてしまう事に気をつけて飛べばOKです。

ただ、相手が体を開いて投げてきたような場合では、投げに横回転が掛かります。どうしても縦回転できないケースが有るでしょう。その場合は、できるだけ体全体で着地して、衝撃を分散するようにします。

つまり、次のような心得です。

  • 体の一部から着地する場合は、そこから転がるように着地の衝撃を分散させて、最後まで丸く流し、末端部分を打ちつけないようにします。
  • 一気に落ちる必要が有るときは、できるだけ接地した時の体面が広くなるように、空中で回転を終わらせてから落ちます。その際、末端を保護します。

以上のような点に気をつけて稽古していけば、いつか、路上でも安全に飛び受け身が取れるようになると思います。(^_^;)

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