基礎攻撃方法を順番に

この日は、夜は滋賀道場での稽古です。

あ!? そうだ!3人同時入会ありがとうございます。

お互い素性も知らない、年齢も性別も違うという状態でも、同じ時期に入会した「同期生」というのは良いものです。お互いに意識し合って良い成長をしてください。

いやー。なんかすごい勢いで増えていますね。武道場が狭くなってきました。でも、皆さんが成長することによって組織全体が面白くなっていくのです。とても楽しみにしております。

では今回の稽古内容です。

杖術
素振り11~15、杖取り2本
体術
受け側の攻撃方法をしっかりと
目次

基礎攻撃方法を学ぶ

P10308261正面打ちから始まって、片手取りや、後ろ両手取りなど、合気道の型稽古には、いろいろな攻撃方法があります。どれもいい加減に行うべきものでは無く、理合を盛り込んだ、意味のある攻撃方法として行うべきです。

まずは、基礎の基礎の考え方である「受けの行動は攻撃なのである」という認識をしっかり持ちましょう。ここを見失うと、全体的にたるんだ稽古になります。

合気道は1対1の対戦技術を追求する武道ではありません。一人が相手の動きを封じ、他のものが攻撃するという戦略もあたりまえに想定されるのです。

その為、片手取りや、両手取りなど、武道的に非現実的だとされている攻撃方法でさえ、しっかり稽古しておく必要があるのです。

受けの攻撃レベルが稽古のレベルを決めます

相手が簡単に受ける事のできるような正面打ちや横面打ちを打ち込むと、稽古に緊張感が無くなります。もちろん、相手の力量を無視した滅茶苦茶な攻撃を行うべきではありませんが、受ける方法を工夫をしなくても良いような打ち込みは行うべきではありません。

相手が緊張感を持つような、威力とスピードのバランスの取れた打ち込みを身に着けてください。

実戦を考え過ぎない

打ち込みについては、あまり実戦的に考え過ぎるのも問題です。実戦にこだわり過ぎると、他武道やリアル攻撃を意識するあまり、合気道の持つ学習機能を阻害することがあります。

そもそも、実戦にもいろいろな状況があるでしょうから、未熟な想像力だけで、おかしな想定をするべきでは無いと考えます。想定ミスが起きれば、それで全て終わってしまうような武道になってしまうからです。

バランスよく稽古して、上手になっていきましょう。

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