入り身投げ

この日の稽古内容です。

杖術
素振り11~15、合わせ法(左右転換)、組杖3、杖取り
体術
入り身転換投げ、入り身投げ、呼吸投げ
目次

入り身投げ

入り身投げは入り方が重要です。打ち込みに合わせて三角法で入ります。

立ち技の呼吸法の入り方に似ていますが、手は掴ませておりません。奥襟を掴んで引きつける事で同じような状態を作ります。

投げるときは、掌から呼吸力を出すイメージを持つと良いと思います。掌を下に向ける、指を下に向けるなどのイメージでは力が停滞してしまいます。

掌から呼吸力を放つと考えて技を行うと、体全体が前にでるようになります。体全体で掌を進めていくように技を行えば相手も止めることができなくなります。

襟が掴めない場合を想定する

相手がTシャツなどの弱い服を着ている場合など、奥襟を掴んで引きこむのが現実的ではない場合があります。

この場合は、首を掴んで相手を操作するのですが、襟を掴むように動かすのは難しくなるのです。そこで重要になるのが、やはり投げる方の手の使い方です。

相手が少々ズレても、気にしないで投げることができる投げ方が必要です。「鉄の輪のごとく」という口伝があると聞いた事があります。

相手に巻きつけたり、首を挟むように投げる人がいますが、それでは違うという事です。強い手を養って十分な入り身投げを稽古してください。

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