午前中はDVDの上映会でした。樋口先生のDVDが会員向けに撮影されました。この日はその上映会でした。
内容は、田中先生の技で構成されており、かなり迫力のあるものでした。とても良い仕上がりだったと思います。見てすぐに稽古することはできませんが、技をじっくり検証して一つ一つ身につけていく事にします。
夜は滋賀支部の稽古でした。稽古内容は次のとおりです。
杖術
素振り19・20、横の合わせ、杖取り2本
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技横面打ち1教表、裏、横面打ち四方投げ、座り技呼吸法
素振り19・20、横の合わせ、杖取り2本
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技横面打ち1教表、裏、横面打ち四方投げ、座り技呼吸法
目次
裏技をまず理解しましょう
初心者が多いので心得を一つアドバイスです。
合気道を始めたら、まずは「体の転換」を理解しましょう。理解できたら、次は「座り技の1教裏技」で理解を深めます。
もし、投げ技の中に裏技があったら、ここでも理解を深めましょう。
はじめてしばらくの間は全体が掴みづらいので、まずはテーマを「裏」に絞って理解していきましょう。
裏が理解できたら表と比較する
裏技が理解できたら表技を理解しましょう。
表技は進むことによって技をかけます。一見、表技の方が理解が簡単な感じがしますが、曖昧な点が多いため、本当は難しいと感じるようになりました。
基本の口伝は、裏技は「どこまでも開く事」、表技は「どこまでも進む事」です。技術など拙くても構わないので、この口伝がどのような感覚なのかをつかむ事に注意を払ってください。
効くのは表技です
ここで、誤解の無いように付け加えておきます。それは、よく効くのは表技という事です。
上記は、理解の順番の話をしており、より多くの時間を費やして稽古するのは表技の方です。
表技は相手を制するための要の存在ですが、呼吸力の養成に時間がかかります。そのため裏技が理解できるまでは、表技に関してあまり考えず、武器技と型稽古を繰り返していただくくらいでちょうど良いと思います。
焦って全てを把握しようとせず、じっくりまいりましょう。
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