太刀取りと合わせ法

この日の稽古は、鳥居本中学校の武道場でした。

この日は見学の方がありました。ただ、いつもに比べると見学を意識した内容は少なかったです。すみませんでした。

では、稽古内容です。

剣術
素振り、合わせ法、太刀取り2本
体術
体の転換、座り技正面打ち1教表裏、立ち技斜め片手取り1教表、立ち技片手取り3教表、立ち技片手取り小手返し、座り技呼吸法

太刀取り

昔のブログとかぶっている可能性が高いですがこの説明をします。

太刀取りをする時には、太刀を避けようとしてはいけません。むしろ切られに行く必要があるのです。

つまり、振りかぶった太刀の下に真っ直ぐに入るわけです。死にに行くわけです。

決して、安全地帯を求めて斜めに進んではいけません。その動き方をすれば、相手に移動を追われて、どこに動いても安全とはならないでしょう。

話を戻します。

真っ直ぐに振りかぶりの下に入ると、真っ直ぐに剣が降ってくる事態になるでしょう。当たり前ですね (^_^;)

でも、体の殆どの部分は剣の下には無いはずです。そこで、左右どちらかの体の後ろに、全ての体を隠してしまいましょう。これこそが体捌きです。刃の下に体が残らないように半身を捌いてします。まさに合気道の醍醐味だと言えるでしょう。

ここまでの理屈がわかって頂けたら、最後に一番大切な部分を説明します。

それは合わせです。

上記の理屈は、相手が振りかぶっている間に相手の太刀の下に入り込む事が出来なければ成立いたしません。つまり、振りかぶりに合わせて間合いを詰めている必要があるのです。

一拍子遅れて入ったら、間を詰めた途端刃が降ってきます。相手をよく見て、動き出すその時に自分も動いていないといけないのです。

これらの能力を伸ばすためには、合わせ法の1・2を徹底的に稽古することです。ちょっといい加減になりがちな型なのですが、本当に大切なものなのです。是非、頑張って稽古なさってください。

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