胸取り2教の注意点|2015.1.25

日曜日は多賀町での稽古です。

剣術
素振り、合わせ5本、組太刀の1
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技胸取り1教表裏、座り技胸取り2教裏、座り技正面打ち入り身投げ表・裏(転換投げ)、天地投げ表、座り技呼吸法

素振りについて

素振りの段階をしっかり稽古しないと、剣が体を無視して動くようになります。つまり、腕で剣を振ってしまているだけなのですが、見ているとわりと多いのです。

体の動きに合わせて剣が変化していくように感覚を磨く必要があります。つまり、剣と繋がっている事です。

胸取りの2教のポイント

胸取りの2教は、真剣に頑張られると手首がなかなか返らないので大変ですね。思わず、引き崩したり、当て身に頼りたくなったりしますが、まずは、呼吸力を使って稽古しましょう。

ポイントは次のとおりです。

  • 掴んでいる相手の小手を、自分の胸にさらに押し付けて固定する。
  • 自分の親指で相手の親指をつぶし、小指・薬指を緩めない。
  • 相手の体全体を裏返すつもりで、体を大きく替える。

つまり、呼吸力の通り道をしっかり作ったうえで、相手に向かってしっかり流し込みつつ、体を利用して小手を返すというイメージです。体の動き、腰の動きが十分に相手に伝わるように考えておく必要があります。

相手が腕を固めているようなら、手首を無理に返そうとせずに、腕から体全体を裏返すようなつもりで技をかけると効果的です。

こういう稽古を十分に積んだら、次は、相手の動きや圧力にあわせて引いたり流したりもしてみましょう。相手の動きをよんで同調して技をかけることができれば楽に技がかかります。

段階的に技を稽古していきましょう。

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