彦根市立鳥居本中学校 武道館での稽古でした。
稽古内容
杖術
剣対杖3本
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技片手取り1教表、同裏、座り技斜め片手取り1教表、同裏、座り技片手取り3教表、立ち技片手取り四方投げ
剣対杖3本
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技片手取り1教表、同裏、座り技斜め片手取り1教表、同裏、座り技片手取り3教表、立ち技片手取り四方投げ
技をしっかり稽古するには座り技が良い
例えば、裏技の1教を稽古するとします。
立ち技で稽古していると技が曖昧になるときがあります。①必要以上に押しこんでしまったり、②側面に入って回転してしまったり、します。①は表技をする方が良くなりますし、②は技がかかりません。
ただ、立ち技での稽古の場合、そのまま流れた受け身が行われると、問題点を認識することなく稽古が続いてしまい改善されなくなってしまいます。
これだと、悪い癖をつけるために稽古をしているような状況になってしまいますね。 (-_-;)
逆に、座り技で稽古をすると問題がわかりやすくなります。
上のケースなら、①押し込んでしまった時は、相手は後ろ手を着いてしまいますし、②側面に入ってしまうと、相手の安定感が無くならないので上手く倒せなくなります。
座り技の場合、受け身の方も動きが悪くなるケースが多く、ダメな時の状態が表れやすくなります。これなら、裏技が出来ていない事がすぐにわかりますから、技を見直すことが可能です。
つまり、初心者の間は、座り技を中心にしっかりと動きを確認した方が良いと言えるでしょう。もちろん、足腰の強化の意味もあると思いますが、それよりも、技の状態をしっかり確認できることが大きなメリットだと思います。
座り技での稽古であれば、かなり頑張って稽古をしていても、大きな型崩れを起こしてしまうような事は無いと思います。
という事で、ちょっと座り技を多くして稽古をしていこうかと考えております。
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