稽古の流れ

この日の稽古は、剣術・体術を分けずに皆で稽古しました。

内容は下記の通りです。

剣術
素振り・合わせの剣(5本)
体術
体の転換・呼吸法・一教・5教(短刀取り)・四方投げ(短刀取り)・座り技の呼吸法

風邪でやや朦朧としていたため、まとまりのない順序になってしまったかもしれませんが、ご容赦下さい。

稽古の流れについて、前半の稽古が後半に活きてくるようにするのが理想だと考えています。樋口師範の稽古の流れはそのようになっていると思います。

修行時代のことです。稽古が終わってみると、後半の技の方が印象に残っており、しかも、その後半の技でさえ、後からやろうとすると殆ど形にならないという経験をしたことがありました。

これは、稽古中に一時的に成長させて貰っているために起きる現象で、前半部の稽古が後半の稽古に大きな影響を持っているということなのだと思います。

結局、後半の技は、基本となる前半の技の上に成っているので、その部分を育てずに良い技は身につかないということなのですね。

ところが、実は、土台となる前半部分の技というのは、合気道の奥義のようなものばかりです。

体の転換、立ち技の呼吸法、一教などですが、こちらの方が後半部分よりも難しいのです。だから、毎回必ず稽古をして、ある程度体を慣らしてから他の技の稽古に移るわけなのです。

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