立ち技の呼吸法からの変化

稽古内容

杖術
素振り5本、横の合わせ、組杖1・2、杖捌き1本
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、後ろ両手取り1教、呼吸投げ、突きの呼吸投げ

立ち技の呼吸法を使った呼吸投げ

本来は呼吸力の養成法である『立ち技の呼吸法』、これを応用すると色々な『呼吸投げ』に変化することが可能です。

一番オーソドックスなのは、諸手で掴みに来たところを立ち技の呼吸法の形そのままで投げる方法ですね。会派によっては側面入り身投げというケースもあります。

はじめはしっかり掴ませて、呼吸法から変化していく固い稽古で良いと思います。

その後、掴まさないようにして、肘当てからの変化のような気持ちで呼吸投げを行い、最後は、上段の突きを使って、側面入り身からの変化技として呼吸投げを稽古していけば良いと思います。

ポイントは相手を見ないこと

側面で入り身する場合、接触する際には相手と同じ方向を見るようにしましょう。

向かい合って、相手を見ながら側面入り身すると、肩から肘までが相手にあたってしまいます。すると、入り身の際にガツンという衝撃を感じてしまいます。これをやってしまうと、変な間合いが生じるので、技がコントロールできない状態になるだろうと考えられます。

そこで、触れる瞬間に相手と同じ方向に向き、力が同調するようにします。こうする事で当たり方が柔らかくなります。

ちょっとしたことですけど、めちゃくちゃ技がやりやすくなります。是非やってみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次