合気道武産会では、開祖 植芝盛平翁 が残された、合気道の剣術( 合気剣 )を稽古しております。
合気道では剣術( 合気剣 )の理解がとても重要です。
合気道は剣術の原理で作られた武道であり、剣術の稽古がそのまま合気道の上達に繋がるからです。
剣術( 合気剣 )には ①得るものが多い ②取り組みやすい ③身につきやすい という特徴があります。
なにより、奥が深いため一生楽しんで研究することができます。
合気道の剣術 ( 合気剣 ) で何がわかるのか?

剣術 ( 合気剣 )を稽古することで、合気道の持つ根本的な原理が掴めます。
もっと具体的に言えば、合気道はどういう武道なのか?という事の理解が早くなります。
伝統的な武道の多くは、その起源を合戦などがあった時代の武道に持ちます。この時代の戦闘の主流は弓矢や長槍、槍、そして剣、短刀だったそうです。
そこでは、基本的に武器を使って戦うわけですから、武器の性質を理解し、武器の使い方を覚えないと戦争にならないわけです。もちろん複数の流派の武道が生まれましたが、どの流派にも剣術は存在すると思います。
そして、合気道は古武道の新しいものだと考える事ができるため、やはり、合気道にも武器技が存在し、それが合気剣と合気杖という事になります。
合気剣を稽古しなければ、伝統的な合気道の理合は失われてしまいます。
どのように剣術 ( 合気剣 )の稽古をするのか?

型稽古が基本です。
合気道の剣術( 合気剣 )の稽古は、剣道などのように試合を行う剣法ではありません。
剣術の理合というものを理解することが大切なので、それを最優先する稽古となります。
型稽古中心のため、安全性に配慮しながら稽古を進める事が可能です。
ちなみに、彦根道場で学ぶ剣術 ( 合気剣 )は、合気道の創始者である 植芝盛平翁 が 斉藤守弘師範 に伝え、斉藤師範 から 樋口師範 が学ばれたものです。
ちょっと内容を簡単にあげてみます。
- 基本素振り 7本
- 変則的素振り 6本
- 5狐の剣
- 合わせ法 5本
- 気結びの太刀
- 組太刀の1及び変化 5本
- 組太刀の2及び変化 5本
- 組太刀の3及び変化 5本
- 組太刀の4及び変化 5本
- 組太刀の5及び変化 5本
- 太刀取り 10本
※この他に、帯刀している時に手を抑えられた場合、柄を取られた場合、抜刀時に手首を取られた場合、など刀を持った時に行う型も稽古しますが、単に刀を持っている場合の体術なので剣術には含めません。
どこで・いつ稽古をするのか?
当会では大人クラスにつきましては、下記のとおり稽古を行っております。
| 稽古曜日 | 稽古時間・場所 |
|---|---|
| 火曜日 【初心者向け】 | 20:00~21:00 彦根市京町道場 |
| 水曜日 | 20:00~21:00 彦根市京町道場 |
| 木曜日 【初心者向け】 | 19:00~20:00 彦根市京町道場 ※この日だけ開始時間が早いです。 |
| 金曜日 【初心者向け】 | 20:00~21:00 彦根市京町道場 |
| 土曜日 | 20:00~21:00 彦根市京町道場 |
| 日曜日 | 14:00~14:50 剣術・杖術クラス イオンモール草津 合気剣・合気杖 14:50~15:45 体術クラス イオンモール草津 合気道体術 ※イオンモール草津の講座は、直接十字屋さんへお申込みください。 20:00~21:00 彦根市京町道場 |

