杖を水平に落として打つ

杖 上段受け 開祖 植芝盛平翁

この日の内容

杖術
31の組杖1~4までを丁寧に
体術
体の転換、諸手交差取り1教、胸取り呼吸投げ、呼吸法
目次

杖を水平に打ち落とす

tue組杖の中には、相手の杖を打ち落とそうとする型があります。

この型を稽古する際には、杖を打ち落とす方向に気を付けてください。

打ち落とす時に、腕を使って杖を叩いてしまうと、相手の杖を巻き込んでしまって自分の方へ流れて来てしまいます。自分の方へ落とした杖は、自分の足に当り、思わぬ怪我を招いてしまいます。

そこで、自分の杖を水平に落とすように意識して稽古しましょう。

水平に杖を落とそうと思うと、腕の操作だけでは威力が出せません。腰を使う必要が有ります。

腰を使うと言っても、回したり、捻ったりするのではありません。腰を落とすという動作になります。

杖を水平固定した状態で、腰を下げるイメージをしてください。要するに、膝を柔らかく使って体重を落とすのです。

これは、一教の腕抑えに応用できるのかもしれませんが、肘が危ないのであまりそういう事はしません。

稽古での怪我程つまらないものはありませんし、本来は身を護り、健康を増進する目的もあるものなので、本末転倒です。

ただ、応用できる可能性は頭に入れておくのが得策かもしれません。

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