今年最後の稽古となりました。まずは、最後の稽古の内容をまとめます。
剣術
1から4の合わせ(~5級)、組太刀の1変化(4級~)
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技正面打ち1教裏、突き小手返し、座り技呼吸法
1から4の合わせ(~5級)、組太刀の1変化(4級~)
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技正面打ち1教裏、突き小手返し、座り技呼吸法
目次
この年最後は小手返しで遊ぶ
「突きの小手返し」この技を、色々な形で抵抗してもらって”遊び”ました。(^_^)
- 突きの後、体を固めて安定し、一切動かない
- 突きの後、腕だけ脱力するが、体は一切動かない
- 自由に動いて体勢を崩されない
- 小手を返させない
まあ、実戦ではそんな抵抗しないでしょう・・・ という、色々な抵抗をしてもらいました。
技かかりませんよね。(^_^;) でも、角度変えてみたり、早く動いてみたり、色々と工夫が出来て面白かったのではないでしょうか?
いつもそれだと、ストレスが溜まりますが、たまにはこのような稽古も楽しいものです。
流れと呼吸力が重要
稽古していると気が付きましたよね?
相手に技を止められてしまうタイミングというのは、技に入る時と、動作の間、の2つのようですね。
つまり、流れが止まっている時です。
流れが止まるのは、動きを止めてしまった場合と、呼吸力を流していない場合、が両方生じた時で、そこで相手が頑張ってしまうようです。
「技に入る時」は、相手の攻撃と、それに対する自分の動きの”間”ですね。その後は、動作と動作の間に”間”がある場合だと思います。つまり、”間”が生じた際には、何かで補う必要があるようです。
たぶん、体が動いていない時は呼吸力を流している必要があり、呼吸力が使えない時は、体が動いている必要がある、というように、双方を繋げて流れを切らない事が重要なのかもしれません。
これができたら、技の導入から終わりまで流れを切らないことによって、相手に頑張る機会を与えないようにできるかもしれませんね。
上手にできているケースを見ていると、相手が流れに巻き込まれて崩れていく感じでした。「気の流れの稽古」を理解する上での、一つの重要な視点なのかもしれません。
とは言え、まずは呼吸力が重要です。当支部は初心者が多いので、まだまだじっくり固い稽古を行いましょう!来年もよろしくお願い致します。
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