体の転換で気をつける事

更新が遅れまくっているブログですが、なかなか集中的に書く時間が無くてご迷惑をおかけします。徐々に追いつきたいのですが、少し気を抜くと引き離されます。なかなか大変です。(^_^;)

まずは、この日の稽古内容です。

杖術
素振り6~10、杖捌き1本
体術
体の転換、両手取り呼吸法
目次

体の転換で気をつける事

ouhenko体の転換の際に、円運動で回転すると、体重と軸が爪先に集中する事は以前のブログにも書かせて頂きました。

この軸を作ってしまう事が転換時のリスクになります。

仕手が転換する際に、この軸を上手く作れないように邪魔をすると、キレのある転換できなくなってしまうのです。

そこで、転換する際は、体を開いて対処するのですが、そのあたりは稽古の中で詳しく説明させて頂きます。本日は、邪魔する方のお話です。

邪魔の仕方は呼吸力で!

転換を邪魔する際には、相手の動作に合わせる事が大切です。

相手が転換し始めたら、一時的に後ろ脚の支えを動かすはずなので、踏ん張れなくなり、押し出しやすくなります。ですから、そのタイミングで相手を遠ざけてしまいましょう。

具体的には、受け手は、仕手の手首を取って、仕手が転換し始めたら、腕→肘→肩の順番で力を流し、爪先に来ている体術を転換に合わせて押し戻します。

上手くいくと、仕手は自分の爪先の軸から遠ざかって円転してしまい、転換後には、受け手が安定し、仕手が不安定という状態になります。

こうなると、意図しない体の転換となってしまい、体の転換失敗となります。

呼吸力で相手に同調しながら邪魔するのが基本です。受け手にとっても良い稽古になるはずですので、多少意地悪な感じもしますが、楽しみながら稽古してみてください。(^_^)

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